二級建築士の過去問
令和2年(2020年)
学科4(建築施工) 問1
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問題
二級建築士試験 令和2年(2020年) 学科4(建築施工) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
下に示すネットワーク工程表に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- この工事全体は、最短14日で終了する。
- C作業の所要日数を2日短縮すると、この工事全体の作業日数は、1日の短縮となる。
- E作業の所要日数を1日延長すると、この工事全体の作業日数は、1日の延長となる。
- F作業の所要日数を1日短縮すると、この工事全体の作業日数は、1日の短縮となる。
- G作業の所要日数を1日延長しても、この工事全体の作業日数は、変わらない。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は3です。
最も不適当なものを選びます。
1. 記述は正しいです。
2. 記述は正しいです。
3. 記述は誤りです。
E作業の所要日数を1日延長すると、A + C + E + G + Hは13日になり、クリティカルパスは、A + C + D + F + Hの14日になります。
よって当初の工事全体の作業日数と変わらず14日です。
4. 記述は正しいです。
5. 記述は正しいです。
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02
正解は3です。
各選択肢の解説は以下のとおりです。
1→設問の内容は正しいです。
2→設問の内容は正しいです。
Cの作業の所要日数を2日短縮すると、5日がDの作業の最早開始時刻となります。
Dの作業の最早開始時刻が1日短縮されて、工事全体の作業日数も1日短縮されます。
3→Eの作業はクリティカルパス上の作業ではないため、Eの作業の所要日数が1日延長されてもGの作業の最早開始時刻は変わらないため、工事全体の作業日数は変わりません。
4→設問の内容は正しいです。
クリティカルパス上の作業であるFの所要日数を1日短縮すると、11日がH作業の最早開始時刻となります。
12日だった作業日数が11日となり1日の短縮となるため、工事全体の作業日数も1日の短縮となります。
5→設問の内容は正しいです。
Gの作業はクリティカルパス上の作業ではため、工事全体の作業日数は変わりません。
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