正解は9.6kWとなるので、「3」となります。
考え方としては、単相2線式の回路が3つある事と同じとなるので、8ΩのRと6ΩのXを合成インピーダンスZとして算出する形となります。
具体的な計算式は・・
インピーダンスZ=√Rの2乗+Xの2乗となるので、当てはめると、√64+36=10Ωとなります。
そしてI=R/Vにも当てはめると、I=200/10=20となるので、これらを使って力率を算出していきます。
cosφ=R/Z=8/10=0.8
ここまで出来れば、あとは1相当たりの電力を算出しそれを3相分となるように3倍すれば答えを算出できる形となります。
具体的な計算式は・・
P = V × I × cosφ となり、
P = 200 × 20 × 0.8 = 3200 となるので、
3200の3倍となる9600wとなり、kw換算で9.6kwとなるのです。