問題
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「3」が正答です。
幹線太さを決める根拠となる許容電流を算出する為には、まず、電熱器と電動機のそれぞれの定格電流の合計を求めます。
電熱器の定格電流の合計Ihは、Ih=5[A]
電動機の定格電流の合計Imは、Im=10+10=20[A]
となります。
ImはIm>Ih,Im≦50Aであることから、次の式で求めることができます。
Iw≧1.25×Im+Ih=1.25×20+5=30[A] Iw=30[A]となります。
次に過電流遮断器の根拠となる定格電流Ib[A]を電動機が接続されているので、次の式で求めます。
3×Im+Ihと2.5×Iw をそれぞれ計算します。
①3Im+Ih≦2.5Iwの場合は、Ib≦3Im+Ihの式で求めます。
②3Im+Ih>2.5Iwの場合は、Ib≦2.5Iwの式で求めます。
3×Im+Ihと2.5×Iw を計算すると
65<75となる為、上記①に当てはめて計算します。
Ib≦3×20+5 Ib=65[A]となります。
以上のことにより、Iw=30,Ib=65の組み合わせが適切となります。
正解は 3 です。
以下の式から、解を導くことが出来ます。
電動機の合計電流値をIm、電動機以外の合計電流値をIhとすると、
Iw>=1.25×Im+Ih=25+5=30
IB=3×Im+Ih=3×20+5=65
よって、正解は 3 になります。