第二種電気工事士の過去問
平成25年度上期
一般問題 問4
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第二種 電気工事士試験 平成25年度上期 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような交流回路で、負荷に対してコンデンサCを設置して、力率を100[%]に改善した。このときの電流計の指示値は。
- 零になる。
- コンデンサ設置前と比べて増加する。
- コンデンサ設置前と比べて減少する。
- コンデンサ設置前と比べて変化しない。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
仮に1000Wの負荷で力率が80%の状態から100%に改善された場合を計算してみます。
1000=100×A×0.8 A=12.5 ←80%
1000=100×A×1 A=10 ←100%
と減少している事がわかるので、答えは「3」となります。
参考になった数79
この解説の修正を提案する
02
よって答えは3ですが、仮に元々の力率が50%だとすると、100Wを生むために100V×〇A×0.5(50%)より50%の力率の時は2Aでなければ100Wにならないことがわかりますが、力率が100%の時は、100Wを生むために100V×〇A×1(100%)より1Aになることがわかります。
参考になった数47
この解説の修正を提案する
03
負荷と並行にコンデンサを接続するとコンデンサに進みの無効電流が流れ、負荷に流れる遅れのの無効電流を打ち消して力率を改善しますが、無効電流が小さくなった分、回路全体に流れる電流は減少します。
参考になった数26
この解説の修正を提案する
04
[W]=[A]×[V]×[cosΘ]
なので、仮に消費電力=100W、電圧100Vの場合、
力率=0.8の場合、
100W=[A]×100V×0.8 ∴[A]=1.25A
力率=1の場合、
100W=[A]×100V×1.0 ∴[A]=1.0A
したがって、力率が改善すると、流れる電流は減少しますので、「3」が正解となります。
参考になった数26
この解説の修正を提案する
前の問題(問3)へ
平成25年度上期問題一覧
次の問題(問5)へ