第二種電気工事士の過去問
平成25年度上期
一般問題 問13

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問題

第二種 電気工事士試験 平成25年度上期 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

一般用低圧三相かご形誘導電動機に関する記述で、誤っているものは。
  • じか入れ(全電圧)始動での始動電流は全負荷電流の4~8倍程度である。
  • 電源の周波数が60[Hz]から50[Hz]に変わると回転速度が増加する。
  • 負荷が増加すると回転速度がやや低下する。
  • 3本の結線のうちいずれか2本を入れ替えると逆回転する。

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この過去問の解説 (4件)

01

60Hzを50Hzにするということは、周波数を少なくするということです。周波数が小さくなると山と谷の数が減るので、動きも少なくなります。よって、回転数は減少するので、増加するというのは間違いです。

よって2が答えです。

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02

「2」が正答です。

三相誘導電動機の回転速度は、同期速度Ns[min⁻1]とほぼ等しく、同期速度は以下の式で表すことができます。
三相誘導電動機は問題として出題されやすい為、式は暗記する必要があります。

式・・・Ns=120f/p[min⁻1]
Ns:同期速度[min⁻1] f:電源の周波数[Hz] p:極数

式より同期速度は、電源の周波数に比例します。
比例することにより、周波数が60Hzから50Hzへ変わると回転速度は遅くなります。

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03

回転速度は周波数に比例するので、「2」のように周波数が減少すると、それに比例して速度も減少します。

よって、答えは「2」となります。

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04

周波数が大きくなるにつれ、回転数も多くなるため、「2」のように60Hzから50Hzになった場合、回転数は減少します。
よって、「2」が正解となります。

参考になった数10