第二種電気工事士の過去問
平成24年度下期
一般問題 問9

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問題

第二種 電気工事士試験 平成24年度下期 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

定格電流10[A]の電動機5台が接続された単相2線式の低圧屋内幹線がある。この幹線の太さを決定する電流の最小値[A]は。ただし、需要率は80[%]とする。
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この過去問の解説 (3件)

01

まず定格電流の合計値は5台×10Aなので、50Aとなります。

次に需要率が80%なので、50×0.8で負荷電流は40Aとなり、50A以下となるので係数は1.25となります。

その係数を負荷電流の40に掛けると、40×1.25=50Aとなります。

よって答えは、「3」となります。


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02

定格電流の合計は、
 10*5=50[A]
需要率=0.8なので、負荷電流は、
 50*0.8=40[A]

ただし、電動機の場合、負荷電流50A以下の場合は1.25倍の遮断器が必要となります。
電線についても、遮断器同様に負荷電流*1.25倍の許容電流以上の電線が必要になります。

よって、40[A]*1.25=50[A]となるので、「3」が正解となります。

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03

幹線の太さを決める電流 I [A]は、電動機などの定格電流の合計 Im [A]と,それ以外(電熱器など)の負荷の定格電流の合計 Ih [A]とによって異なる計算式で求めます。
問題では
 Im =10×5=50A
  Ih =0A
Im>Ihで Imが50A以下なので、式は次のようになります。
 I ≧J (1.25 Im + Ih )
 J :需要率
式に代入し
I ≧0.8(1.25×50+0)
I ≧50

よって正解は3です。

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