第二種電気工事士の過去問
平成24年度上期
一般問題 問5

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問題

第二種 電気工事士試験 平成24年度上期 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

定格電圧V[V]、定格電流I[A]の三相誘導電動機を定格状態で時間t[h]の間、連続運転したところ、消費電力量がW[kW·h]であった。この電動機の力率[%]を表す式は。
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この過去問の解説 (3件)

01

三相交流の場合の電力量を求める公式から、
 電力量[KW・h]=(電力[W]*時間[h])/1000
 =√3*電圧[V]*電流[A]*力率[cosθ]*時間[h]
より、力率を求めるには、
 力率[cosθ]={(電力[W]*時間[h])/1000}/(√3*電圧*電流)
となります。

力率をパーセント表示するには、求められた値を100倍します。
したがって、「3」が正解となります。

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02

答えは「3」となります。

cosθ=底辺/斜辺となる事から、

 W×10の3乗/√3×V×I×t となり、100倍してパーセント換算すると答えとなるのです。

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03

三相誘導電動機の消費電力を P [W]
時間を t [h]
定格電圧を V [V]
定格電流を I [A]
力率を cosθ [%]とすると
消費電力量 W[kW・h]は次式で示されます。
 W=Pt/1000  …①
P=√3VI(cosθ/100)を①式に代入し、式をまとめると 
 =√3VIcosθ/10^5

これをcosθについて解くと 答えは3になります。

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