第二種電気工事士の過去問
平成23年度上期
一般問題 問6
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問題
第二種 電気工事士試験 平成23年度上期 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
金属管による低圧屋内配線工事で、管内に直径1.6[mm]の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)4本を挿入して施設した場合、電線1本当たりの許容電流[A]は。
ただし、周囲温度は30[℃]以下、電流減少係数は0.63とする。
ただし、周囲温度は30[℃]以下、電流減少係数は0.63とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
定められている許容電流は、
直径1.6㎜ = 27A
直径2.0㎜ = 35A
直径2.6㎜ = 48A
となっているので、この場合では、27Aとなります。
電流減少係数の0.63を掛けると、
27 × 0.63 = 17.01
となりますので、「2」が回答となります。
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02
以下の段階を踏んで、答えを導き出すことが出来ます。
①直径1.6[mm]の600Vビニル絶縁電線の許容電流を調べます。絶縁電線は直径の太さにより許容電流が定められており、直径1.6[mm]の場合27[A]となります。
②次に、金属管に4本の絶縁電線を挿入して使用する場合の電流減少係数を調べます。電線管内では放熱が困難なので、絶縁電線の許容電流を減少させるために挿入する本数により係数が定められており、4本の場合、設問にあるように0.63となります。
以上より、許容電流は27×0.63=17[A]となります。
よって、正解は 2 になります。
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03
この許容電流に、管内を通る電線の数に応じた電流減少係数を乗じることで、それぞれの場面に応じた許容電流が算出できます。
この問題の場合、電流減少係数0.63なので、
27[A]*0.63≒17.01[A]
したがって、「2」が正解となります。
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