第二種電気工事士の過去問
平成23年度上期
一般問題 問7
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第二種 電気工事士試験 平成23年度上期 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような単相2線式回路で、c-c’間の電圧が100[V]のとき、a-a’間の電圧[V]は。
ただし、rは電線の電気抵抗[Ω]とする。
ただし、rは電線の電気抵抗[Ω]とする。
- 102
- 103
- 104
- 105
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
直列でつながれているので、全て合計して100Vと合わせれば答えとなります。
具体的には合計するのは、100+(ab間)+(bc間)+(a'b'間)+(b'c'間)と言う考えとなります。
100+(10×0.1)+(5×0.1)+(10×0.1)+(5×0.1)=103V となります。
参考になった数41
この解説の修正を提案する
02
b-c間:0.1[Ω]*5[A]=0.5[V]
c-c'間:100[V]
c'-b'間:0.1[Ω]*5[A]=0.5[V]
よって、b-c-c'-b'間の電圧は101Vとなりますので、b-b'間の電圧も101Vになります。
そして、a-b間とa'-b'間の電圧を求めます。
a-b間:0.1[Ω]*10[A]=1[V]
a'-b'間:0.1[Ω]*10[A]=1[V]
よって、a-a'間の電圧は、
101+1+1=103[V]
したがって、「2」が正解となります。
参考になった数22
この解説の修正を提案する
03
a-a’間の電圧[V]は、電線の電圧降下を求めることで、導き出すことができます。
①a-b間の電圧降下V(ab)[V]を求めます。
a-b間の電流は、b-b’間、c-c’間に 5[A]の電流が流れていることから、10[A]となります。よって、
V(ab)=10[A]×0.1[Ω]=1[V]
となります。
②a’-b’間も①と同様に考え、
V(a’b’)=10[A]×0.1[Ω]=1[V]
となります。
③b-c間の電圧降下V(ab)[V]を求めます。
b-c間の電流は5[A]の電流が流れていることから、
V(bc)=5[A]×0.1[Ω]=0.5[V]
となります。
④b’-c’間も③と同様に考え、
V(b’c’)=5[A]×0.1[Ω]=0.5[V]
となります。
以上より、a-a’間の電圧[V]は
V(a-a’)
=100+V(ab)+V(a’b’)+V(bc)+V(b’c’)
=100+1+1+0.5+0.5
=103[V]
よって、正解は 2 になります。
参考になった数18
この解説の修正を提案する
前の問題(問6)へ
平成23年度上期問題一覧
次の問題(問8)へ