第二種電気工事士の過去問
平成22年度
一般問題 問22
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問題
第二種 電気工事士試験 平成22年度 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
住宅の屋内に三相200[V]のルームエアコンを施設した。工事方法として、適切なものは。
ただし、三相電源の対地電圧は200[V]で、ルームエアコン及び配線は人が容易に触れるおそれがないように施設するものとする。
ただし、三相電源の対地電圧は200[V]で、ルームエアコン及び配線は人が容易に触れるおそれがないように施設するものとする。
- 定格消費電力が1.5[kW]のルームエアコンに供給する電路に、専用の配線用遮断器を取り付け、合成樹脂管工事で配線し、コンセントを使用してルームエアコンと接続した。
- 定格消費電力が1.5[kW]のルームエアコンに供給する電路に、専用の漏電遮断器を取り付け、合成樹脂管工事で配線し、ルームエアコンと直接接続した。
- 定格消費電力が2.5[kW]のルームエアコンに供給する電路に、専用の配線用遮断器を取り付け、金属管工事で配線し、コンセントを使用してルームエアコンと接続した。
- 定格消費電力が2.5[kW]のルームエアコンに供給する電路に、専用の配線用遮断器と漏電遮断器を取り付け、ケーブル工事で配線し、ルームエアコンと直接接続した。
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この過去問の解説 (3件)
01
住宅の対地電圧は150V以下に制限されています。しかし、定格消費電力が2kW以上の場合は以下の例外があります。
①電気器具と直接接続する。
②対地電圧は300V以下。
③人が容易に触れるないように施設する。
④専用の配線用遮断器と漏電遮断器を取り付ける。
条件を全て満たすのは 4 なので、
正解は 4 になります。
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02
まず漏電遮断機の設置が義務付けられているので、「2」か「4」に絞られます。
次に定格消費電力が2kW以上でなければ対地電圧が300V以下の工事が行えませんので「2」は除外となるので、「4」が正解となります。
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03
適切なものは「定格消費電力が2.5[kW]のルームエアコンに供給する電路に、専用の配線用遮断器と漏電遮断器を取り付け、ケーブル工事で配線し、ルームエアコンと直接接続した。」です。
住宅の対地電圧は150[V]以下と規定されています。
ただし、定格消費電力が2k[W]以上で施設する場合は下記の条件で300[V]以下に出来ます。
①使用電圧が300[V]以下
②人が触れる恐れがないように施設する
③直接接続する
④開閉器、配線用遮断器、漏電遮断器を施設する
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