第二種電気工事士の過去問
平成21年度
一般問題 問5

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問題

第二種 電気工事士試験 平成21年度 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような交流回路で、負荷に対してコンデンサCを設置して、力率を100[%]に改善した。このときの電流計の指示値は。
問題文の画像
  • 零になる。
  • コンデンサ設置前と比べて増加する。
  • コンデンサ設置前と比べて減少する。
  • コンデンサ設置前と比べて変化しない。

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは「3」となります。

100%に改善したという問いの文言に注目です。改善したということは、それまでは100%以下だったと言えるので、これを元にして計算してみます。

改善前を仮に負荷が1000Wで力率が80%の100Vだった場合の電流値は

   1000=100×A×0.8 A=12.5

これが、力率100%に改善した場合は

   1000=100×A×1 A=10

比べてみると、12.5Aから10Aに減少してしまいます。

よって、答えは「3」となります。

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02

正解は 3 です。

力率cosθは以下の式から求められます。

cosθ=P/VI (P:電力 V:電圧 I:電流)

そして、力率100%といのうはcosθ=1のときです。

よって、cosθ=1になったときに(P,Vが変わらない)ので電流Iは改善前に比べて減少します。

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03

正解は(3)です。

力率cosθは以下のように表すことができます。

P=VIcosθ

cosθ=P/VI

力率100[%]はcosθ=1

つまり、θ=0であるということで、

P、Vが不変なので、Iが減少することになります。

以上より、正解は(3)となります。

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