第二種電気工事士の過去問
平成21年度
一般問題 問6

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問題

第二種 電気工事士試験 平成21年度 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような単相2線式回路において、c-c’間の電圧が100[V]のとき、a-a’間の電圧[V]は。
ただし、rは電線の電気抵抗[Ω]とする。
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この過去問の解説 (3件)

01

答えは「4」となります。

考え方としては、abと bcと a'b'と b'c'と cc' それぞれの電圧を合計すれば答えを出すことができます。

まずcc'は100Vで、abとa'b'は同じ数値で、bcとb'c'も同じ数値になるということはわかると思います。

よって、abと bcのみの数値を算出します。

 ab=15[A]×0.1[Ω]=1.5[V]
 bc=10[A]×0.1[Ω]=1[V] となります。

よって、全てを合計すると、

 100+1.5+1.5+1+1=105 となります。

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02

正解は 4 です。


a-a’間の電圧[V]は、電線の電圧降下を求めることで、導き出すことができます。

①a-b間の電圧降下V(ab)[V]を求めます。
a-b間の電流は、b-b’間、c-c’間に 5[A]、10[A]の電流が流れていることから、15[A]となります。よって、

V(ab)=15[A]×0.1[Ω]=1.5[V]

となります。

②a’-b’間も①と同様に考え、

V(a’b’)=15[A]×0.1[Ω]=1.5[V]

となります。

③b-c間の電圧降下V(ab)[V]を求めます。
b-c間の電流は10[A]の電流が流れていることから、

V(bc)=10[A]×0.1[Ω]=1[V]

となります。

④b’-c’間も③と同様に考え、

V(b’c’)=10[A]×0.1[Ω]=1[V]

となります。

以上より、a-a’間の電圧[V]は

V(a-a’)
=100+V(ab)+V(a’b’)+V(bc)+V(b’c’)
=100+1.5+1.5+1.0+1.0

=105[V]

よって、正解は 4 になります。

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03

正解は(4)です。

bb'間の電圧は以下のようになります。

0.1×10×2+100=102[V]

b'a'間の電流は以下のようになります。

10+5=15[A]

以上より、aa'間の電圧は以下のようになります。

0.1×15×2+102=105[V]

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