第二種電気工事士の過去問
平成27年度上期
一般問題 問4
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問題
第二種 電気工事士試験 平成27年度上期 一般問題 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
図のような交流回路で、負荷に対してコンデンサCを設置して、力率を100%に改善した。このときの電流計の指示値は。
- 零になる。
- コンデンサ設置前と比べて変化しない。
- コンデンサ設置前と比べて増加する。
- コンデンサ設置前と比べて減少する。
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この過去問の解説 (3件)
01
P=100×10×0.8=800W
1000Wの負荷に対して 1000=100×A×0.8 A=12.5A となります。
ここから改善された100%を代入すると、
1000=100×A×1 A=10A となります。
よって答えは減少しているので「4」となります。
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02
負荷と並列にコンデンサを接続した場合、コンデンサに流れる進み電流が負荷に流れる遅れの無効電流を打ち消します。
その為、回路全体に流れる電流はコンデンサを接続すると減少します。
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03
X軸→方向が力率改善した電流
y軸↓方向がコンデンサに流れる電流
斜辺が力率改善前の電流となります。
斜辺よりX軸のほうが短いので
電流は小さくなっていると言えます。
よって正解は4です。
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