第二種電気工事士の過去問
平成27年度下期
一般問題 問30

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問題

第二種 電気工事士試験 平成27年度下期 一般問題 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

一般用電気工作物に関する記述として、正しいものは。
ただし、発電設備は電圧600V以下とする。
  • 低圧で受電するものは、小出力発電設備を同一構内に施設しても、一般用電気工作物となる。
  • 低圧で受電するものは、出力55kWの太陽電池発電設備を同一構内に施設しても、一般用電気工作物となる。
  • 高圧で受電するものは、受電電力の容量、需要場所の業種にかかわらず、すべて一般用電気工作物となる。
  • 高圧で受電するものであっても、需要場所の業種によっては、一般用電気工作物になる場合がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

「1」が正答です。

2は50KW未満ではない為、自家用電気工作物になります。
3と4は高圧で受電するものは全て自家用電気工作物になります。

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02

【1】低圧で受電するものは、小出力発電設備を同一構内に施設しても、一般用電気工作物となる。
が正解になります。

電気事業法により規定されていますが
一般用電気工作物とは
「600V以下で受電、又は一定の出力未満の小出力発電設備で受電線 路以外の線路で接続されていない等安全性の高い電気工作物」
と定義されています。

この事から低圧受電が原則ですので「高圧で受電」と書かれている【3】【4】は不適当です。


【2】も低圧受電ですが、定められている太陽光の出力は50kw未満になっていますのでこれも不適当だといえます。

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03

まず一般用電気工作物は低圧受電なので「3」と「4」は除外できます。

次に数値を記憶しておけば問題ないですが、55kWではなく50kWが正解なので「2」も除外されます。

よって答えは「1」となります。

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