第二種電気工事士の過去問
平成28年度下期
一般問題 問9

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問題

第二種 電気工事士試験 平成28年度下期 一般問題 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

低圧屋内配線の分岐回路の設計で、配線用遮断器、分岐回路の電線の太さ及びコンセントの組合せとして、適切なものは。

ただし、分岐点から配線用遮断器までは3m、配線用遮断器からコンセントまでは8mとし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。
また、コンセントは兼用コンセントではないものとする。
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この過去問の解説 (3件)

01

「1」が正答です。

1と2は20Aの配線用遮断器で分岐回路の種類は20A配線用遮断器分岐回路です。

20A配線用遮断器分岐回路は電線が1.6mm以上、コンセントの定格電流は20A以下でなければなりません。

従ってこの条件を満たしている1が正答となります。

2.は電線の太さが不適切(2.6mm以上が必要)
3.はコンセントの定格電流が不適切(20A以下でなければならない)
4.はコンセントの定格電流が不適切(20A以上30A以下でなければならない)

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02

まず定格20Aの配線用遮断器が付いている分岐回路には20A以下のコンセントになり、同様に30Aの場合は20A以上30A以下のコンセントとなることから、「3」と「4」は除外されます。

次に30A以上の配線用遮断器の場合は2.6㎜以上の電線を使わなければならないので「2」も除外されます。
ちなみに15A以上の配線用遮断器だと1.6㎜以上の電線をと使わなければなりません。

よって答えは「1」となります。

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03

【1】
が正解になります。
遮断器が20Aの場合必要な電線は2.0mm以上であり設置できるコンセントの定格電流は20Aまでとなっています。

その他の選択肢ですが
【2】
遮断器が30Aですので必要な電線太さは2.6mm以上、コンセントの定格電流は30Aのものを使用しなくてはいけません。

【3】
遮断器が20Aですので【1】で説明した通り
電線太さ2.0mm以上
コンセントの定格電流20A以下
このどちらも満たしていません。


【4】
遮断器に対しての電線太さは合っていますが、この場合のコンセントの定格電流は20A以上30A以下でなくてはならないので不適切という事になります。

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