第二種電気工事士の過去問
平成29年度下期
一般問題 問26
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問題
第二種 電気工事士試験 平成29年度下期 一般問題 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
三相200V、2.2kWの電動機の鉄台に施設した接地工事の接地抵抗値を測定し、接地線( 軟銅線 )の太さを検査した。接地抵抗値及び接地線の太さ( 直径 )の組合せで、適切なものは。
ただし、電路には漏電遮断器が施設されてないものとする。
ただし、電路には漏電遮断器が施設されてないものとする。
- 抵抗値 50Ω、直径1.2mm
- 抵抗値 70Ω、直径2.0mm
- 抵抗値150Ω、直径1.6mm
- 抵抗値200Ω、直径2.6mm
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この過去問の解説 (3件)
01
問題文の接地工事には、
三相200Vの電動機を使用しているので、
使用電圧は300V以下
ということがわかります。
つまり、
D種接地工事についての問題です。
D種接地工事の場合、
使用電圧[300V以下]
接地抵抗値[100Ω以下]
接地線の太さ[1.6mm以上]
よって、適切なのは[2]となります。
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02
使用電圧が
300V以下においてはD種接地工事
300V以上においてはC種接地工事
となります。
問題では
三相200VとなっていますのでD種接地工事を施工する事になります。
D種接地工事で必要な接地抵抗は100Ω以下となり、銅線においては1.6mm以上の太さが必要ですので。
この条件を満たすものは
【2】抵抗値 70Ω、直径2.0mm
となります。
問題の最後に
「電路には漏電遮断器が施設されてないものとする。」
と記述がありますがこれは
「定格感度電流100mA以下で尚且つ動作時間0.5秒以下の漏電遮断器」
を電路に設置した場合接地抵抗値が500Ω以下でも認められるからです。この場合の問題も出る事がありますので覚えておくと便利です。
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03
電動機の電圧が200Vなので、接地工事の種類はD種接地工事であることがわかります。
また、その場合の接地抵抗値は100Ω以下、接地線の長さは1.6mm以上が必要となります。
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