第二種電気工事士の過去問
平成30年度上期
配線図 問40

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問題

第二種 電気工事士試験 平成30年度上期 配線図 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、鉄筋コンクリート造の集合住宅共用部の部分的な配線図である。
配線図

【注意】
1. 屋内配線の工事は、動力回路及び特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
2. 屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
3. 漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
4. 選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
5. 配電盤、分電盤及び制御盤の外箱は金属製である。
6. ジョイントボックス及びプルボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
7. 3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑩で示す部分の電路と大地間の絶縁抵抗として、許容される最小値[MΩ]は。
  • 0.1
  • 0.2
  • 0.4
  • 1

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この過去問の解説 (3件)

01

配線図より⑩で表す回路はP-2の分電盤よりの電路になります。
盤の図面よりP-2は3Φ3W200Vとなっていますのでこの電路は三相3線式200Vの電路という事がわかります。

絶縁抵抗の最小値は「電気設備技術基準」第58条の中で規程が表に表されています。
それによりますと、

電路が300V以下の場合
尚且つ
対地電圧が150Vを超え300V以下の場合
(三相3線式 200V)
では0.2MΩ以上
とありますので
正解は【2】となります。

ちなみに電路が300V以下で
対地電圧が150V以下の場合
(単相2線式100V及び単相3線式100/200V)
の絶縁抵抗は
0.1MΩ

電路が300Vを越える場合
0.4MΩ

と定められています。

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02

「2」が正答です。

⑩から電源側に電路を辿っていくと、P-2に繋がっています。
更に電源側に辿ると、三相三線式200V電路であることが分かります。

三相三線式200Vの絶縁抵抗値は0.2MΩ以上のため、「2」が正答であることが分かります。

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03

正解は2.になります。

P-2は三相三線式200V電路なので、対地電圧が200Vになります。対地電圧が150を超え、300V以下の場合、絶縁抵抗値が0.2MΩ以上必要になります。

したがって、2.が正解になります。

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