第二種電気工事士の過去問
平成31年度上期
一般問題 問10

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問題

第二種 電気工事士試験 平成31年度上期 一般問題 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

低圧屋内配線の分岐回路の設計で、配線用遮断器の定格電流とコンセントの組合せとして、不適切なものは。
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この過去問の解説 (3件)

01

分岐回路に関する正誤問題です。

1.正しいです。30(A)の配線用遮断器を用いた30(A)分岐回路です。この場合、コンセントの定格電流は20(A)以上30(A)以下である必要があります。この選択肢は条件を満たしています。

2.誤りです。30(A)の配線用遮断器を用いた30(A)分岐回路です。この場合、コンセントの定格電流は20(A)以上30(A)以下である必要があります。この選択肢は条件を満たしていません。

3.正しいです。20(A)の配線用遮断器を用いたB20(A)分岐回路です。この場合、コンセントの定格電流は20(A)以下である必要があります。この選択肢は条件を満たしています。

4.正しいです。20(A)の配線用遮断器を用いたB20(A)分岐回路です。この場合、コンセントの定格電流は20(A)以下である必要があります。この選択肢は条件を満たしています。

ゆえに正解は2番です。

参考になった数32

02

1:○
2:×
3:○
4:○

不適切な選択肢は2です。
これは30Aの配線用遮断器を用いていますので、コンセントの定格電流は20A以上30A以下になります。
問題では、15Aのコンセントを用いていますので、不適切となります。
コンセントの個数は解答に関係はありません。無視して構いません。
その他は適切な組合せです。

参考になった数16

03

正解は2です。

この問題は出題科目「配電理論及び配線設計」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

<必要知識>

◯分岐回路設計において、過電流遮断器の定格電流値ごとに定められているコンセントの定格電流値を暗記している。

教科書には必ず分岐回路設計に必要な分岐回路の種類ごとに定められた、コンセントの定格電流値、電線の太さの表が記載されています。

この内容を暗記し、安全な分岐回路設計を行いましょう。

それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。

解答1は、配線用遮断器の定格電流が30[A]のため、コンセントの定格電流値は20[A]以上30[A]以下になり適切です。

解答2は、配線用遮断器の定格電流が30[A]のため、コンセントの定格電流値は20[A]以上必要なため不適切です。

解答3は、配線用遮断器の定格電流が20[A]のため、コンセントの定格電流値は20[A]以下になり適切です。

解答4は、配線用遮断器の定格電流が20[A]のため、コンセントの定格電流値は20[A]以下になり適切です。

よって正解は2になります。

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