第二種電気工事士の過去問
平成31年度上期
一般問題 問15

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第二種 電気工事士試験 平成31年度上期 一般問題 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

系統連系型の小出力太陽光発電設備において、使用される機器は。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

太陽電池発電設備に関する問題です。

1.誤りです。調光器は、照明器具の光量を調節するために取り付けられるものです。

2.誤りです。低圧進相コンデンサは、交流回路において、力率を改善するために用いられるものです。

3.誤りです。自動点滅器は、周囲の明るさによって照明器具の点灯および消灯を自動的に行う装置です。街灯などに用いられています。

4.正しいです。パワーコンディショナは、太陽電池で発電された直流電流を交流電流に変換するための装置です。

ゆえに正解は4番です。

参考になった数48

02

1:×
調光器は、照明器具の光量を調節するためのものですので、発電設備において使用される機器ではありません。
よって、誤った選択肢です。

2:×
低圧進相コンデンサは、交流回路において力率を改善するためのものであり、発電設備において使用される機器ではありません。
よって、誤った選択肢です。

3:×
自動点滅器は、周囲の明るさによって照明器具の点灯および消灯を自動的に行う装置ですので、発電設備において使用される機器ではありません。
よって、誤った選択肢です。

4:○
パワーコンディショナは、太陽光発電設備で発電された直流電流を交流電流に変換するためのものです。
太陽光発電設備において使用します。
よって、正しい選択肢です。

参考になった数8

03

正解は4です。

この問題は出題科目「電気機器及び配線器具の設置」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

<必要知識>

◯太陽電池発電設備を理解している。

太陽光発電設備の仕組みは、太陽光パネルで発電した電力をパワーコンディショナに送り、商用電源に調整して系統連系しています。

太陽光パネルで発電した電力は直流で、交流の商用電源とは異なるため、発電したままの直流の電力では建物で使用できません。

そこでパワーコンディショナを使って電力を直流から交流に変換して使用します。

それでは上記の必要知識及を使って問題を解いていきます。

解答1の調光器は、照明器具の明るさを調節するために使用する機器のため間違っています。

解答2の低圧進相コンデンサは、電動機などの力率を改善させるための機器のため間違っています。

解答3の自動点滅器は、周囲の明るさを感知して照明器具を点灯させたり消灯させる機器のため間違っています。

解答4のパワーコンディショナは、太陽光パネルで発電した直流の電力を交流に変化する機器のため正解です。

よって正解は4になります。

参考になった数7