第二種電気工事士の過去問
令和元年度下期
一般問題 問5

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問題

第二種 電気工事士試験 令和元年度下期 一般問題 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような三相3線式回路に流れる電流 I[ A ]は。
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この過去問の解説 (3件)

01

三相交流回路に関する問題です。

三相交流回路における結線の仕方には、2種類の方法があります。図のような結線の仕方をスター結線(星形結線)といいます。そして、スター結線における重要な公式が以下に示したものです。

線間電圧=√3×相電圧

この回路では、線間電圧は電源の電圧です。つまり、(線間電圧)=210(V)となります。一方、相電圧は抵抗器にかかる電圧にあたります。公式より、(相電圧)=210/√3≒121.4(V)となります。つまり、抵抗器には121.4(V)の電圧がかかっているのです。

求める値は、各抵抗器に流れる電流です。抵抗器にかかる電圧および抵抗器の抵抗値がわかっているので、オームの法則より

(抵抗器を流れる電流)=121.4/10≒12.1(A)となります。

したがって、正解は2番の12.1(A)です。

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02

三相3線式交流回路の問題です。
Y結線(星形結線)の回路です。この結線の場合、電源電圧210[V]が線間電圧となります。
また各抵抗にかかる電圧を相電圧といいます。
相電圧と線間電圧の関係は、以下の式で表せます。

線間電圧=√3x相電圧

まず、抵抗にかかる相電圧Vは、
相電圧V=線間電圧/√3=210/√3≒210/1.732=121.2[V]
よって、負荷10[Ω]に流れる電流I[A]は、
I[A]=121.2[V]/10[Ω]=12.1[A]
正解は、2番の12.1[A]です。

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03

Y回路の電圧の関係を整理します。

抵抗にかかる電圧=電源電圧÷√3


上記を踏まえて、抵抗値にかかる電流を求めます。

(210÷√3)/ 10 ≒12.12


正解:②

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