第二種電気工事士の過去問
令和元年度下期
一般問題 問14

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問題

第二種 電気工事士試験 令和元年度下期 一般問題 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

三相誘導電動機の始動において、全電圧始動(じか入れ始動)と比較して、スターデルタ始動の特徴として、正しいものは。
  • 始動時間が短くなる。
  • 始動電流が小さくなる。
  • 始動トルクが大きくなる。
  • 始動時の巻線に加わる電圧が大きくなる。

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この過去問の解説 (3件)

01

三相誘導電動機の始動方法の問題です。
全電圧始動方式は、始動操作が容易な反面、始動トルクは定格の200%~300%と大きいうえ、始動電流も600%から800%と大きくなります。しかし、スターデルタ始動は、始動電流が全電圧始動方式に比べ1/3と小さく、始動トルクも全電圧始動方式に比べ1/3と小さくなります。
よって、スターデルタ始動の特徴として正しいのは、2番です。

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02

三相誘導電動機に関する問題です。


Y-Δ始動方式の特徴は以下の通りです。

始動電流が小さい

始動電流が全電圧始動方式と比べて、1/3小さい

始動トルクも全電圧始動方式に比べて、1/3小さい


上記の条件に当てはまるのは②になります。

正解:②

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03

三相誘導電動機に関する問題です。

電動機は、始動時に運転中の電流の数倍大きさの突入電流が流れます。この突入電流の大きさを小さくするために考え出された始動の方法が、スターデルタ始動です。よって、正解は2番となります。

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