第二種電気工事士の過去問
令和3年度上期 午前
一般問題 問25
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問題
第二種 電気工事士試験 令和3年度上期 午前 一般問題 問25 (訂正依頼・報告はこちら)
次表は、電気使用場所の開閉器又は過電流遮断器で区切られる低圧電路の使用電圧と電線相互間及び電路と大地との間の絶縁抵抗の最小値についての表である。
次の空欄(A)、(B)及び(C)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものは。
次の空欄(A)、(B)及び(C)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものは。
- (A)0.1 (B)0.2 (C)0.3
- (A)0.1 (B)0.2 (C)0.4
- (A)0.2 (B)0.3 (C)0.4
- (A)0.2 (B)0.4 (C)0.6
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
この問題は低圧電路の使用電圧とその絶縁抵抗の
最小値の組み合わせで正しい選択肢を選択する
問題です。
低圧電路の絶縁抵抗は、
対地電圧150V以下で0.1MΩ以上、
対地電圧300V以下で0.2MΩ以上、
対地電圧300Vを超える場合で0.4M以上
と決められています。
よって、0.1 0.2 0.4の組み合わせである
2が正解です。
ちなみに絶縁抵抗値は高いほど良く、
電圧の高いものには、
絶縁性能も高く要求しています。
なお、この値は最小値であり、
新築や一般の適切に施された回路では
もっと高い値となります。
(100MΩ以上や50MΩ以上など)
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02
表の丸暗記の問題ですが、一般的な電圧に置き換えれば分かりやすいです。
単相100V(Aに該当)…0.1MΩ
三相200V(Bに該当)…0.2MΩ
三相400V(Cに該当)…0.4MΩ
数値が対比しているのが分かります。
よって正解2です。
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03
正解は2です。
この問題は出題科目「一般用電気工作物の検査方法」からの出題です。
この問題では下記の知識を求められています。
<必要知識>
◯低圧電路の絶縁抵抗値を暗記している。
電気設備技術基準には低圧電路の絶縁抵抗値が規定されています。
この絶縁抵抗値を暗記し、電気工事現場でその電路が現場条件に
適した絶縁が保たれているか検査できるようにしましょう。
電路の使用電圧によって絶縁抵抗値が規定されています。
・使用電圧が300[V]以下で
対地電圧が150[V]以下なら絶縁抵抗値は0.1[MΩ]以上
対地電圧が150[V]より大きい場合の絶縁抵抗値は0.2[MΩ]以上
・使用電圧が300[V]より大きい場合の絶縁抵抗値は0.4[MΩ]以上
それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。
解答1は、(C)が0.4[MΩ]以上でないため間違っています。
解答2は、全ての条件の絶縁抵抗値が規定通りのため正解です。
解答3は、(A) と (B)の絶縁抵抗値が間違っています。
解答4は、全ての絶縁抵抗値が間違っています。
よって正解は2になります。
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