第二種電気工事士の過去問
令和3年度上期 午後
配線図 問39

正解は１です。

この問題は出題科目「配線図」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

＜必要知識＞

◯配線設計を理解している。

それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。

⑨の配線はジョイントボックス間を接続しているのみで、

負荷は接続されていません。

よって電線本数は、接地側の１本と非接地側の１本の２本になり、

正解は１です。

正解は、　1　です。

⑨で示す部分の最少電線本数（心線数）を答える問題です。

単相3線式100V回路で、1階管理室のL1盤から電源が供給されています。（©）

L1盤から1階ホールの⑰VVFジョイントボックスへ電源線が配線され、

1階宅配ロッカー用照明イ等への⑱VVFジョイントボックスへ配線されています。

その際、⑰のVVFジョイントボックスから、直接、照明イ等へスイッチ配線が

なされているかに注意します。この場合は、そのような線はありませんので、

⑰VVFジョイントボックスから⑱VVFジョイントボックスへの電源線のみ

となります。よって、最少電線本数は、2本となります。

正解は、　1　です。

１：○

２：×

３：×

４：×

17と18のジョイントボックスを繋ぐ部分の複線図を描くと分かります。

まず、cの電源側からの接地線がアの照明およびスイッチと接続され、

18のジョイントボックスへと延びていきますので、電線が1本となります。

続いて、cからの電源線がアのスイッチと18のジョイントボックスへ

分岐しますので、電線が1本となります。

以上から合計で2本の線が必要となり、1が正解となります。