第二種電気工事士の過去問
令和3年度下期 午前
一般問題 問12
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第二種 電気工事士試験 令和3年度下期 午前 一般問題 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
許容電流から判断して、公称断面積1.25mm2のゴムコード(絶縁物が天然ゴムの混合物)を使用できる最も消費電力の大きな電熱器具は。
ただし、電熱器具の定格電圧は100Vで、周囲温度は30°C以下とする。
ただし、電熱器具の定格電圧は100Vで、周囲温度は30°C以下とする。
- 600Wの電気炊飯器
- 1000Wのオーブントースター
- 1500Wの電気湯沸器
- 2000Wの電気乾燥器
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
この問題は出題科目「電気機器・配線器具並びに電気工事用の
材料及び工具」からの出題です。
この問題では下記の知識を求められています。
<必要知識>
◯ゴムコードの許容電流値を暗記している。
周囲温度が30℃のゴムコードの許容電流は下記になります。
公称断面積:0.75mm²なら7A
公称断面積:1.25mm²なら12A
公称断面積:2.0mm²なら17A
問題のゴムコードは公称断面積1.25mm2のため、許容電流値は12Aとなります。
それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。
解答1の定格電流は600W/100V=6Aで
12A以下のためこのゴムコードを使用できます。
解答2の定格電流は1000W/100V=10Aで
12A以下のためこのゴムコードを使用できます。
解答3の定格電流は1500W/100V=15Aで
12A以上のためこのゴムコードは使用できません。
解答4の定格電流は2000W/100V=20Aで
12A以上のためこのゴムコードは使用できません。
よってこのゴムコードが使用でき、かつ消費電力が大きい2が正解になります。
参考になった数50
この解説の修正を提案する
02
1:×
2:○
3:×
4:×
周囲温度30°C以下の場合、断面積1.25mm2のゴムコードの許容電流は12[A]です。
電熱器具の定格電圧は100Vですので、消費電力は以下の式で求められます。
P=IE=12×100=1200[W]
1200Wが使用できる最大消費電力ですので、それ以下のものを選びます。
よって、2が正解となります。
参考になった数9
この解説の修正を提案する
03
正解は、2 です。
公称断面積1.25mm2のゴムコードの許容電流は、12Aとなります。
計算すると100Vでは、100(V)×12(A)=1200(VA)となります。
よって、1200(VA)を超えない製品は使用できます。
使用できるのは、選択肢1の600Wの電気炊飯器と
選択肢2の1000Wのオーブントースターとなります。
その中で最大の物は、選択肢2のオーブントースターとなります。
よって、正解は、 2 です。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
前の問題(問11)へ
令和3年度下期 午前問題一覧
次の問題(問13)へ