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第二種電気工事士の過去問 令和3年度下期 午前 一般問題 問20

問題

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D種接地工事を省略できないものは。
ただし、電路には定格感度電流15mA、動作時間が0.1秒以下の電流動作型の漏電遮断器が取り付けられているものとする。
   1 .
乾燥した場所に施設する三相200V(対地電圧200V)動力配線の電線を収めた長さ3mの金属管。
   2 .
乾燥した木製の床の上で取り扱うように施設する三相200V(対地電圧200V)空気圧縮機の金属製外箱部分。
   3 .
水気のある場所のコンクリートの床に施設する三相200V(対地電圧200V)誘導電動機の鉄台。
   4 .
乾燥した場所に施設する単相3線式100/200V(対地電圧100V)配線の電線を収めた長さ7mの金属管。
( 第二種 電気工事士試験 令和3年度下期 午前 一般問題 問20 )

この過去問の解説 (3件)

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正解は、 3 です。

D種設置工事における省略できない場合の条件を選ぶ問題です。

接地とは、アースの事で電気回路の一部を大地に接続することを言います。

設置工事の目的は、設置した機器に人や動物が触れた時に

感電しないようにしたり、機器の火災や損傷を防止したり

することです。

設置工事は、条件によりA,B,C,Dと4つに区分されています。

A種:避雷器、高圧変圧器、高圧電動機等の金属ケース及び鉄台に施す

接地工事をいう。

B種:変圧器の低圧側に施す接地工事をいう。

   (高圧との混触時の事故防止) 

C種:300Vを超える低圧の電動機の外箱や鉄台、

金属管配線工事等に施す設置工事をいう。

D種:300V以下の低圧電気器具等の外箱や鉄台に施す設置工事をいう。

D種接地工事の省略条件は、設置する機器が乾燥していて、

絶縁物で区切られているような場合です。

要は、感電しないようになっている事が条件です。

具体的には下記になります。

使用電圧が300V以下又は、対地電圧AC150V以下の機器を

乾燥した場所に設置する時。

・低圧機器を乾燥したゴム板のような絶縁物の上で取り扱うように

設置する場合。

人等が触れないように機器を木製架台等の絶縁物の上に設置する時。

乾燥した場所に、定格感度電流15mA以下、

作動時間0.1秒以下の漏電遮断器を取り付けた場合。

・金属管工事における乾燥した場所で、管長4m以下、又は、

対地電圧150V以下の場合は、乾燥していて、

人等が触れる恐れのない条件で8m以下は省略できる。

この条件を当てはめていきます。

選択肢1

乾燥した場所で、使用電圧300V以下、3mの金属管ですので、

接地工事は省略できます。

選択肢2

乾燥した木製の床の上での取り扱い、使用電圧200Vの空気圧縮機

の金属製外箱部分ですので、接地工事は省略できます。

選択肢3

使用電圧200Vですが水気のある場所に設置することから、

接地工事は省略できません。

選択肢4

乾燥した場所に施設、使用電圧100/200V(対地電圧100V)配線、

金属管7m、から接地工事は、省略できます。

よって、正解は、 3 です。

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1:○

長さ4m以下の金属管を乾燥した場所に施設する場合、接地工事を省略することができます。

よって、正しい選択肢です。

2:○

低圧用の電気機械器具を乾燥した木製の床の上で取り扱うように施設する場合は、接地工事を省略することができます。

よって、正しい選択肢です。

3:×

接地工事を省略することができるのは、水気のある場所以外に設置した機器に定格感度電流15mA、動作時間が0.1秒以下の電流動作型の漏電遮断器を施設した場合です。

問題は水気のある場所のコンクリートの床となっていますので、接地工事を省略することはできません。

よって、誤った選択肢です。

4:○

対地電圧が150V以下で、配線の電線を収めた長さ8m以下の金属管を乾燥した場所に施設する場合は、接地工事を省略することができます。

よって、正しい選択肢です。

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正解は3です。

この問題は出題科目「電気工事の施工方法」からの出題です。

この問題では下記の知識を求められています。

<必要知識>

◯D種接地工事が省略できる条件を暗記している。

接地工事には、A種、B種、C種、D種の4種類があります。

D種接種工事は筆記試験によく出題されます。

D種接種工事は300[V]以下の低圧機器の接地工事です。

このD種接種工事は、ある条件では接地工事を省略することが出来ます。

この知識があれば、接地工事の費用削減につながります。

省略可能条件は下記になります。

  • ・対地電圧が150V以下の機器を乾燥した場所に施設したとき。
  • ・低圧用機械器具を乾燥した木製の床のような絶縁物の上で取り扱うとき。
  • ・電気用品安全法が適用された二重絶縁構造の機械を施設するとき。
  • ・鉄台や外箱の周囲に絶縁台を設ける場合。
  • ・水気がない場所に施設する機械器具に電気を供給する電路に、漏電遮断器(電気用品安全法の適用を受けた定格感度電流が15mA以下、動作時間が0.1秒以下の漏電遮断器)を施設するとき。
  • 金属製線ぴや電線管では、長さが4m以下、または対地電圧が150V以下で長さが8m以下のものを、乾燥した場所か簡易接触防護措置を施すとき。

それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。

解答1の金属管工事では、乾燥した場所でかつ金属管の長さ4m以下のため省略可能です。

解答2では乾燥した木製の床の上で取り扱っています。

木製は絶縁性のため省略可能です。

解答3では水気のあるコンクリートの床に施設しています。

水気がある場所でかつコンクリートには湿気があるため省略できません。

解答4では乾燥した場所で、対地電圧が150V以下、かつ金属管の長さが8m以下になっているため省略可能です。

よって正解は3です。

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