第二種電気工事士の過去問 令和3年度下期 午前 一般問題 問23
この過去問の解説 (3件)
正解は、 2 です。
金属管工事による低圧屋内配線の施工方法に関する問題です。
選択肢ごとに解説いたします。
選択肢1
25㎜薄鋼電線管には、断面積8㎟の絶縁電線3本まで入れる事が出来ますので、
正しい記述です。
選択肢2
薄鋼電線管相互の接続には、「カップリング」や「ねじなしカップリング」
を用いて接続します。コンビネーションカップリング は、
異種電線管(例えば、一方が可とう電線管等)との接続に使用しますので、
記述は誤りです。
選択肢3
薄鋼電線管とアウトレットボックスとの接続部にロックナットを使用するのは、
正しい施工方法です。よって、正しい記述です。
選択肢4
金属管の屈曲箇所は、3箇所を超えないようにしなくてはならないので、
正しい記述となります。
よって、正解は、 2 です。
正解は2です。
この問題は出題科目「電気工事の施工方法」からの出題です。
この問題では下記の知識を求められています。
<必要知識>
◯金属管工事で使用する材料の規定、使用方法を理解している。
解答1について、内線規程の薄鋼電線管のサイズ選定表から薄鋼電線管の25mmに対して使用する電線の断面積が8mm2の場合は引き入れ可能な電線数は2~3本となっているため適切です。
解答2で使用したコンビネーションカップリングは異なる電線管同士を接続するときに使用するため不適切です。薄鋼電線管相互の接続にはカップリングを使用します。
解答3のロックナットは金属管をボックスに接続する時に使用するため適切です。2つのロックナットでボックスの穴の内側と外側を挟んで使用します。
解答4のノーベルマンドを使った屈曲箇所は3箇所以内のため適切です。
よって正解は2になります。
1:○
2:×
3:○
4:○
不適切な施工方法は2です。
コンビネーションカップリングは、異なる種類の電線管を接続する際に用いられます。
薄鋼電線管相互の接続にはカップリングを使用します。
その他は全て正しい記述です。
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