第二種電気工事士の過去問 令和3年度下期 午前 一般問題 問28
この過去問の解説 (3件)
正解は、 2 です。
電気工事士の義務又は制限に関する問題です。選択肢ごとに解説いたします。
選択肢1
電気工事士は、知事免許の為、電気工事の業務に関して報告するように
求められた場合には、知事に報告しなければなりません。
よって、正しい記述です。
選択肢2
電気工事士は、「電気工事士法」で定められた電気工事の作業に
従事するときは、電気工事士免状を事務所に保管ではなく、
免状を携帯しなければなりません。よって、誤った記述です。
選択肢3
電気工事士は、施工設備の安全を確保する為
「電気設備に関する技術基準を定める省令」に適合するよう作業を
行わなければならないです。正しい記述です。
選択肢4
氏名を変更したときは、免状を交付した都道府県知事に申請します。
正しい記述です。
よって、正解は、 2 です。
正解は2です。
この問題は出題科目「一般用電気工作物の保安に関する法令」からの出題です。
この問題では下記の知識を求められています。
<必要知識>
◯電気工事士法を理解している。
電気工事士法の主な内容は下記になります。
・電気工事士等は、都道府県知事から電気工事の業務に関して報告を求められたときには、報告しなければならない。
・電気工事士等は、電気工事の作業に従事するときは、免状又は認定証を携帯していなければならない。
・電気工事士等は、電気設備技術基準に適合するように電気工事の作業をしなければならない。
・免許の書き換えが必要なのは氏名が変更されたとき。
それでは上記の必要知識を使って問題を解いていきます。
解答1は都道府県知事から電気工事の業務に関して報告するよう求められた場合には、報告しなければならないため正しいです。
解答2は電気工事の作業に従事するときは、電気工事士免状を携帯することが義務付けられており、事務所保管ではないため誤っています。
解答3は電気設備技術基準に沿って作業する義務があるため正しいです。
解答4は免許の書き換えは氏名を変更したときのため正しいです。
よって正解は2になります。
1:○
2:×
3:○
4:○
誤っている選択肢は2です。
電気工事士は、「電気工事士法」で定められた電気工事の作業に従事するときは、電気工事士免状を携帯していなければいけません。
その他は全て正しい記述です。
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