第二種電気工事士の過去問 令和4年度上期 午前 一般問題 問5
この過去問の解説 (3件)
正解は 3 .7.2 です。
まず、3相のうちの1相を取り出し、インピーダンスZを求めます。
Z = √R2 + XL2
= √62 + 82
= √36 + 64
=√100
=10[Ω]
次に、オームの法則により回路に流れる電流を求めます。
I = V / R
= 200 /10
= 20[A]
最後に、1相の消費電力を求めてから3相の消費電力を求めます。
消費電力P1 = I2 R
= 202 × 6
= 2400[W]
= 2.4[kW]
消費電力P3 = 3 × 2.4
= 7.2[kW]
※三相電力P3は、1相分の3倍より
よって、正解は 3 .7.2 となります。
正解は 3 の 7.2[kW] です。
まずインピーダンスを求めます
Z=√(R2+X2)=√(36+64)=10[Ω]
これは
①R=3,X=4のときZ=5
②R=6,X=8のときZ=10
の2パターン(またはRとXの値が逆)しか出題されないと思われますので、覚えてしまいましょう。
すると相電流(一辺の電流)が求まります。
I=V/Z=200/10=20[A]
消費電力[W]はP=RI2で求めることができます。(有効電力といって、コイルでの消費は関係ありません)
P=6×20×20=2400[W]
三相あるので3倍すれば
2400×3=7200[W]=7.2[kW]となります。
答えは(3)「 7.2[kW]」です。
線間電圧をV[V]、回路のインピーダンスをZ[Ω]とすると、
Z=√(R2±Z2)=√(62+82)=10[Ω]
となります。
相電流Iは、
I=V/Z=200/10=20A
となります。
三相交流回路の全消費電力P =3RI2 =3x6x202=7200[W]=7.2[kW]となります。
※k=1000=103
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