第二種電気工事士の過去問
令和4年度上期 午前
配線図 問47

正解は４です。

E31というのが何かというのがポイントになるのですが、これはかなり太い「ねじなし電線管」です。

ねじなし電線管＝鉄パイプみたいな形状。技能試験セットを購入された方は短いものが入っているので見ておいてください。

ねじがないというのは、パイプに線が入ってないので、くるくる回して接続できないということです。

その場合、器具のネジ部分をプラスドライバーで回して固定するという意味です。思い切り回すと頭の部分が外れます。これを「ねじを切る」といいます。公表問題によっては実技試験で実際にこれをやることになります。

問題では電線管「相互」なので両側ともねじなし電線管ということになりますので、「ねじなし電線管カップリング」（両側に回すネジがついているもの）が正解となります。

ちなみにそれぞれ以下のようになります。

コンビネーションカップリング＝ねじなし電線管とプリカチューブを接続

薄鋼電線管カップリング＝薄鋼電線管相互

TSカップリング＝VE管相互

ねじなし電線管カップリング＝ねじなし電線管相互

答えは（4）です。

（４）はカップリングという接続部品です。

金属管同士の接続は、使う金属管によって様々な付属品があります。

ねじなし管同士を接続するときに使うのがカップリングです。

他にも、違う種類の金属管と接続するコンビネーションカップリングや、金属管の曲がり部分に使用するノーマルベンドなどがあります。

正解は 4 です。

⑰で示す箇所には、E31という表記があり、これは【ねじなし電線管】を表しています。

ねじなし電線管相互を接続するには、ねじなしカップリングを使用しますので、正解は 4 となります。