第二種電気工事士の過去問
令和4年度上期 午後
一般問題 問5
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問題
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あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら
あん摩マッサージ指圧師
1級 管工事施工管理技士
1級 建築施工管理技士
1級 電気工事施工管理技士
1級 土木施工管理技士
運行管理者(貨物)
貸金業務取扱主任者
危険物取扱者 乙4
給水装置工事主任技術者
クレーン・デリック運転士
国内旅行業務取扱管理者
第一種 衛生管理者
第一種 電気工事士
大学入学共通テスト(世界史)
第三種 電気主任技術者
第二種 衛生管理者
第二種 電気工事士
調剤報酬請求事務技能認定
賃貸不動産経営管理士
2級 管工事施工管理技士
2級 建築施工管理技士
2級 電気工事施工管理技士
2級 土木施工管理技士
ビル管理技術者(建築物環境衛生管理技術者)
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この過去問の解説 (4件)
01
正解は「3」の9.6<kw>です。
単純に考えて三相回路は一相の3倍になるものと考えます。
一相回路の抵抗(インピータンス)を求める公式はZ=√R12+√R22で求められます
Z=√82+√62
=√64+√36
=√100
=10<Ω>
オームの法則から電流を求めます。
I=V/Ω
=200/10
=20<A>
消費電力を求める公式で消費電力を求めます。
P=R×I2×3
=8×202×3
=9.6<kw>
つまり、「3」の9.6<kw>になります。
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02
正解は 3 の 9.6[kW]です。
三相三線式回路の全電圧は以下の式で求められます。
P=3×Ip2×R[W]
このうちR(抵抗のみを考慮します)は8[Ω]です。
Ipを求めます。
Ip=E/Z
ここでE=200[V]
Z=√(62+82)=10[Ω]
よってIp=20[A]
計算するとP=3×20×20×8=9600[W]=9.6[kW]となります。
三相電力については一見難しそうですが、普通の電力(I2R)を3倍しただけです。
また、インピーダンスZの計算についても三平方の定理が必要ですが、電気工事士の試験は電卓が利用できないため、ある程度パターンが決まっています。
R=3、X=4→Z=5
R=6、X=8→Z=10 など(RとXが入れ替わっても成立します)
参考になった数18
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03
正解は 3 の 9.6[kW]です。
三相3線式回路の全消費電力を求める公式 P =3Ip2R
回路のインピーダンスを求める公式 Z =√(R2 + X2)
を思い出してください。
まずは、一相分のインピーダンスを求めます。
Z =√(R2 + X2)より、
Z =√(82+62)
=√100
=10[Ω]
次に、回路に流れる電流を求めます。
この問題の場合は Δ結線なので、線間電圧 Vℓ= 相電圧 Vpとなり、
線電流 Iℓ= √(3)× 相電流 Ipとなります。
Ip=V / Z より、
Ip= 200/ 10
=20[A]
全消費電力を求めます。
P =3Ip2Rより、
P =3× 202× 8
=3× 400× 8
=9600 [W]
=9.6[kW]
☆補足☆
三相回路の全消費電力の式を P =3Ip2Z =3V I と間違えがちですが、これは皮相電力と言われるものです。今回求めた値は、有効電力という、負荷が実際に消費する電力です。
皮相電力は有効電力と無効電力のベクトル和になります。
つまり、有効電力と皮相電力は等しい関係ではないということです。
有効(消費)電力では R
無効電力では L または C
皮相電力では Z
の成分となっています。
余裕があれば覚えておきましょう。
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04
三相3線式回路のデルタ結線では、三角形の各配線に掛かる電圧を相電圧と言います。相電圧を V [V]、線間電圧を VL [V]とすると、
V [V] = VL [V]
となります。線間電圧は、中性線の上側と、下側の間の電圧で、
VL [V] = 200 [V]
です。
デルタ結線の1つの相結線には、抵抗とコイルがあるため、配線のインピーダンスは R は、
R [Ω] = √82+62 = 10 [Ω]
となり、結線を通る相電流 I [A]は、
I [A] = V/R = 200 [V]/10 [Ω] = 20 [A]
です。
結線の中で消費する電力は、抵抗での有効電力 P [W]となるため、
P [W] = RI2 [W] = 8 [Ω] × 202 [A] = 3200 [W]
です。
デルタ結線ではこの結線が3相あるため、
全消費電力 = P [W]×3 = 3.2 [kW] × 3 = 9.6 [kW]
となります。
×
誤りです。
×
誤りです。
○
正解です。
×
誤りです。
<補足>
デルタ結線とスター結線に関する問題は、ほぼ必ず出題されます。
問題は、いろいろな形態で出されますが、
・線電流と相電流
・線間電圧と相電圧
これらの関係を、それぞれの結線方式で、押さえておけば、どのうような形態の問題でも対処可能です。
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