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第二種電気工事士の過去問 令和4年度下期 午前 一般問題 問3

問題

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電熱器により、90kgの水の温度を20K上昇させるのに必要な電力量[kW・h]は。ただし、水の比熱は4.2kJ/(kg・K)とし、熱効率は100%とする。
   1 .
0.7
   2 .
1.4
   3 .
2.1
   4 .
2.8
( 第二種 電気工事士試験 令和4年度下期 午前 一般問題 問3 )
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この過去問の解説 (3件)

21

水の温度を上昇については、比熱を理解する必要があります。

題意により4.2kJ/㎏・Kなので、1㎏の水を1k上昇させるのに4.2kJ必要です。

選択肢1. 0.7

誤りです。

選択肢2. 1.4

誤りです。

選択肢3. 2.1

90㎏の水を20K上昇させるので必要な熱量は

Q=90×20×4.2=7560kJ ・・・(1)

求めるものは電力量W(kW・h)なので (1)式を3600で割ればよいです。

W=7560/3600=2.1(kW・h)

選択肢4. 2.8

誤りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

今回の問題は、電力量と熱量の関係の問題です。

熱量の単位は、[J](ジュール)です。電力量の単位は、[kW・s]です。そして、発生する熱量Qは、電力量Pに換算すると、

Q [J]=P [W・s]

と換算できます。発生した熱量が、1秒間に発生する電力量と同じということです。

電力量の単位は、[W・s]は、1時間使った電力量として、[W・h]で表される場合もあります。また、

90kgの水を20K上昇させたときに発生する熱量は、

90 [kg]×20 [K]×4.2 [kJ/(kg・K)]=7,560 [kJ]

です。この熱量を1時間当たりの電力量で表すと、

7560 [kJ]=7560 [kW・s]

となって、7560秒に発生した熱量になります。

[kW・s]を[kW・h]とするには、(60×60) [秒]で割れば、1時間当たりの電力量と計算できます。

したがって、7560 [kW・s]/(60×60) [秒]=2.1 [kW・h]となります。

選択肢1. 0.7

×

誤りです。

選択肢2. 1.4

×

誤りです。

選択肢3. 2.1

正解です。

選択肢4. 2.8

×

誤りです。

まとめ

<補足>

電力を表す単位W(ワット)は、同じ電力表す単位 電圧[V]×電流[A]=V・A という単位があり、混同しやすい単位です。

一般的には、電力には、有効電力、無効電力、皮相電力があって、皮相電力が有効電力と無効電力を合わせたもので、V・Aで表されます。

一方、Wを表す電力は、有効電力で、皮相電力に力率を掛けたものになります。

5

90㎏の水を20K上昇させるのに必要な電力式は、以下の式で求められます。

電力量W=水の重さm(90)×比熱c(4.2)×上昇させる温度t(20)×熱効率W・s(1)

※熱効率は100%とする、とあるためここでは1を代入する。

電力量W=7560=7560kj=7560kW•sが得られます。

7560秒で90㎏の水を20K上昇させることが出来る事を、この式は表しています。

この得られた数値を3600で割ることで、90kgの水の温度を20K上昇させるのに必要な1時間当たりの電力量が得られます。

7560÷3600=2.1

選択肢1. 0.7

誤りです。

選択肢2. 1.4

誤りです。

選択肢3. 2.1

正しいです。

選択肢4. 2.8

誤りです。

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