第二種電気工事士の過去問
令和4年度下期 午前
配線図 問9
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問題
第二種 電気工事士試験 令和4年度下期 午前 配線図 問9 （訂正依頼・報告はこちら）
図は、木造1階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意1．】屋内配線の工事は、特記のある場合を除きビニル絶縁ビニルシースケーブル平形600V（VVF）を用いたケーブル工事である。
【注意2．】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3．】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4．】選択肢（答え）の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303：2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5．】分電盤の外箱は合成樹脂製である。
【注意6．】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意7．】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。
⑨で示す部分の接地工事の種類及びその接地抵抗の許容される最大値［Ω］の組合せとして、正しいものは。
【注意1．】屋内配線の工事は、特記のある場合を除きビニル絶縁ビニルシースケーブル平形600V（VVF）を用いたケーブル工事である。
【注意2．】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3．】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4．】選択肢（答え）の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303：2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5．】分電盤の外箱は合成樹脂製である。
【注意6．】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意7．】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。
⑨で示す部分の接地工事の種類及びその接地抵抗の許容される最大値［Ω］の組合せとして、正しいものは。
- C種接地工事 10Ω
- C種接地工事 100Ω
- D種接地工事 100Ω
- D種接地工事 500Ω
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この過去問の解説 （3件）
01
⑨ の設置工事は、屋内分電盤 L－1 の接地工事です。
L－1には、単相3線式の電源 100 Ｖ／200 Ｖ が入ってきて、漏電遮断器によって漏電の対策がなされています。
接地工事は、使用電圧が、300[Ｖ]以下であれば、Ｄ種接地工事となり、接地抵抗は 100[Ω]以下です。ただし、0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置があれば、500[Ω]以下で良くなります。
×
誤りです。使用電圧が、100Vまたは200Vで、300V以下のため、D種接地となります。
×
誤りです。使用電圧が、100Vまたは200Vで、300V以下のため、D種接地となります。
×
使用電圧が、100Vまたは200Vで、300V以下のため、D種接地となります。それなら100[Ω]となりますが、問題の注意3に、「漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している」とあります。漏電が起きた場合、0.5秒位以内の動作が可能ですので、接地抵抗は500[Ω]となります。
○
正解です。前の選択肢で解説した通りです。
＜参考＞
接地工事の種類は、電圧が300Vを超える場合はC種、300V以下の場合はD種と規定されています。
「電技基準解釈」第17条の4にD種接地抵抗値について規定されています。
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02
低圧区分の設置工事についての問いです。
C種設置工事とD種設置工事の違いについて抑える事が大事です。
C種接地工事は低圧で300Vを超える電気機器の外箱の接地の際に行います。接地抵抗値は10Ω以下としなければなりません。
D種接地工事は低圧で300V以下の電気機器の外箱の接地の際に行います。接地抵抗値は100Ω以下としなければなりません。
※ただし、地絡時に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置がある場合は接地抵抗値が500Ω以下でも可
これらの情報に沿いながら設問の箇所に妥当な接地工事を選定していく事となります。
誤りです。問われている箇所の使用電圧は100Vor200Vなので、C種設置工事は妥当ではありません
誤りです。問われている箇所の使用電圧は100Vor200Vなので、C種設置工事は妥当ではありません。
誤りです。使用電圧が100Vor200VなのでD種設置工事を行えばよいのですが、接地抵抗値の最大値は100Ωではありません。
「地絡時に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置」が無い場合は許容される接地抵抗値は100Ωとなります
適切です。
冒頭の
D種接地工事は低圧で300V以下の電気機器の外箱の接地の際に行います。接地抵抗値は100Ω以下としなければなりません。
※ただし、地絡時に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置がある場合は接地抵抗値が500Ω以下でも可
この条件と設問の問いに対する答えに合致しています。
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03
技術基準の解釈第１７条に【接地工事の種類及び施設方法】が定められています。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
使用電圧が３００V以下なのでD種接地工事となります。
また、漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用しているので、５００Ωとなります。 正解です
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