第二種電気工事士の過去問 令和4年度下期 午後 一般問題 問17
この過去問の解説 (3件)
今回の問題は、写真を見て器具の用途を特定する問題です。
器具は、壁掛型の熱線センサー付き自動スイッチです。
照明と連動する場合、人の熱と動きを検出して照明を自動点灯し、人が去った後に消灯します。
×
調光器です。照明の明るさを変えるためのスイッチで、調光器に調整用つまみが付いていることで分かります。
○
正解です。
×
蛍光灯の力率改善は、照明器具に付属の安定器で行います。
×
自動点滅器ですが、屋外の壁や街灯の光の当たらない場所などに設置します。写真は屋内取付のスイッチボックスにあるため、屋外では使用できません。
熱線センサー付き自動スイッチは、天井に設置して、天井照明と連動するタイプもあります。
スイッチには、入り・切り・自動を選ぶことができ、写真の自動スイッチ上側に切替スイッチがあります。
図の器具は熱線センサー付自動スイッチです。
人間から発せられる熱を検知し、自動で照明を点灯させます。
調光器の説明です。
つまみを操作することによって照明の明るさを連続的に変化させることができます。
正解です。
力率の操作は手動で行うことができません。
照明に付属している安定器で行います。
自動点滅器の1種ですが、明るさに応じて点滅させることはできません。
写真の器具は熱線センサー付自動スイッチ[壁取付用]です。照明器具の自動点滅器として使用され人の接近によって照明のON・OFFを行う配線器具となります。
見分け方のポイントは2つあり以下のようになります。
①受光部(人が接近したら検知して赤いランプが点灯)
②切替スイッチ(【切】、【自動】、【連続入】)
なお、この器具は一般住宅の玄関に多く用いられています。
照明器具の明るさを調整するのは調光器です。よって不適切です。
ちなみに調光器の見た目の特徴は上下に調整できるツマミが付いてる所です。
上記解説の冒頭の記述と一致するので適切です。
蛍光灯の力率改善にはコンデンサを使用します。よって不適切です。
明るさセンサーの記述になるので不適切です。
写真をよく見てみると何かしらの特徴はあるので、一点だけでもいいので掴めるようになりましょう。また選択肢の中に似たような記述もあるので惑わされないようにしてください。
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