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第二種電気工事士の過去問 令和4年度下期 午後 一般問題 問21

問題

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図に示す一般的な低圧屋内配線の工事で、スイッチボックス部分におけるパイロットランプの異時点滅(負荷が点灯していないときパイロットランプが点灯)回路は。
ただし、aは電源からの非接地側電線(黒色)、bは電源からの接地側電線(白色)を示し、負荷には電源からの接地側電線が直接に結線されているものとする。
なお、パイロットランプは100V用を使用する。
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( 第二種 電気工事士試験 令和4年度下期 午後 一般問題 問21 )
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この過去問の解説 (3件)

13

本問は、パイロットランプが付属した蛍光灯の異時点滅する正しい配線を選ぶ問題です。

複線図を描くと、電源の接地側電線(b)からの電線は負荷の接地側に接続されます。

➀ 電源の非接地側電線(a)からの電線は、スイッチに接続され、その接続から渡り配線でパイロットランプに接続されます。

② スイッチの片方端子から負荷の非接地側に接続され、そのスイッチの片方端子とパイロットランプとを渡り配線します。

③ 以上で、配線が済みます。パイロットランプには電源aから配線され電圧が掛かっていて、もう片方は電圧の無い負荷に接続されているため、パイロットランプが点灯します。

④ 次に、スイッチを入れると、電源a,bが負荷に掛かかりますが、パイロットランプの方は抵抗が大きいため、ほとんど電流が流れず、パイロットランプは消灯します。

これで、異時点滅の回路が完成したことになります。

選択肢1.

×

スイッチを入れないと、パイロットランプは消灯のままで、スイッチを入れるとランプと蛍光灯(負荷)が点灯し、異時点滅になりません。

選択肢2.

スイッチを入れないと、パイロットランプが点灯し、スイッチを入れると、蛍光灯が点灯し、パイロットランプが消灯します。異時点滅となります。

選択肢3.

×

スイッチの入・切に関係なく、パイロットランプが点灯し続けます。負荷への接地側の配線ができません。

選択肢4.

×

負荷への非接地側の配線が無いため、蛍光灯(負荷)は点灯しません。スイッチで点滅をするのはパイロットランプです。

まとめ

複線図をもとにした解説でないため分かり難いと思います。複線図を作成すれば、異時点滅が分かり易くなります。

付箋メモを残すことが出来ます。
3

異時点滅とは、問題文にもあるように負荷に電力が供給されている場合、パイロットランプは消灯する回路です。

電流の流れ方について考えていきます。

並列接続において、電流は抵抗が小さい方に多く流れようとします。

パイロットランプとスイッチが並列に接続されている回路では、スイッチが開放の場合、抵抗値が無限大の抵抗が接続されていることと等価となります。

逆にスイッチが短絡の場合、抵抗値が0の抵抗が接続されていることになります。(ただの導線と同じ)

パイロットランプも内部抵抗を持っているので、スイッチが短絡の場合は電流は全てスイッチの方へ流れます。

つまり、パイロットランプは点灯しなくなります。

スイッチが開放の場合は電流の流れ道がパイロットランプの方のみになるので、パイロットランプは点灯しますが、スイッチが開放されているので負荷に電力は供給されません。

電流の分流則を用いて計算してみるとよいでしょう。

選択肢1.

同時点滅ですが、パイロットランプと負荷が直列に接続されているため、負荷に100Vが供給されません。

選択肢2.

正解です。

選択肢3.

常時点灯です。

スイッチを開放しても、パイロットランプは点灯したままです。

選択肢4.

同時点滅です。

負荷とパイロットランプが同時に点滅します。

0

異時点滅を用いた点滅器、通称ほたるスイッチについての問題です。

負荷が点灯していない時にスイッチのパイロットランプが点灯しており、スイッチをオンにするとパイロットランプが消えます。

問題図の配線を見てみると通常の片切スイッチの配線と同じです。

ではどのようにしてスイッチの異時点滅を発生させるかというと、スイッチの内部結線によって異時点滅を発生させています。

今回の問題はそのスイッチの内部結線図を選択するようになっています。

選択肢1.

図は同時点滅ですが、負荷は点灯しません。なのでこの図は不適切です。

選択肢2.

図は異時点滅の結線図となっております。どの様な流れになるかは次のようになります。

①【a】黒色:非接地側からパイロットランプに流れ【負荷】白色:接地側へ流れます。

※この時点でパイロットランプ点灯状態

②スイッチをオンにする。

③【a】黒色:非接地側の線はパイロットランプからスイッチの方へ流れる。

※パイロットランプに電流が流れなくなる

④【負荷】白色:接地側を経由して負荷が点灯し、パイロットランプはオフになる。

以上が異時点滅方法となります。

なのでこの図は適切です。

選択肢3.

図は常時点灯の結線となっています。スイッチをオン・オフしてもパイロットランプは点灯状態です。なので不適切です。

選択肢4.

図は同時点灯の結線となっています。スイッチをオンにすると負荷とパイロットランプが点灯します。なので不適切です。

まとめ

パイロットランプの各種点滅方法の結線は実技試験でも出題されるので、繰り返し学習をして覚えましょう。

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