第二種電気工事士の過去問
令和5年度上期 午前
配線図 問2

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問題

第二種 電気工事士試験 令和5年度上期 午前 配線図 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、木造1階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5】分電盤の外箱は合成樹脂製である。
【注意6】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意7】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

②で示す図記号の名称は。
問題文の画像
  • 一般形点滅器
  • 一般形調光器
  • ワイド形調光器
  • ワイドハンドル形点滅器

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この過去問の解説 (3件)

01

図記号から名称を選択する問題です。問題図から照明用点滅器(スイッチ)というのが分かりますが、点滅器の種類を問われている問題でもあります。ポイントは図記号の黒丸に横線で、これが意味するのはワイドハンドル形です。ワイドハンドル形とは一般形よりも大きくて使いやすく主に住宅用で使用されます。各選択を見ていきたいと思います。

選択肢1. 一般形点滅器

一般形点滅器は黒丸のみなので、この選択肢は不適切です。

選択肢2. 一般形調光器

一般形調光器は黒丸に矢印マークなので、この選択肢は不適切です。

選択肢3. ワイド形調光器

ワイド形調光器は菱形に矢印マークが入るので、この選択肢は不適切です。

選択肢4. ワイドハンドル形点滅器

ワイドハンドル形点滅器は菱形なので、この選択肢は適切です。

まとめ

問題図をよく見て判断しないと間違えやすい問題でもありますので、類似問題をより多く問いて慣れる事をお薦めいたします。

参考になった数5

02

②に示されている配線図記号の部品名を問われている問題です。

図記号は黒いひし形でこの記号はワイドハンドル形点滅器です。

選択肢1. 一般形点滅器

不正解です。

一般形点滅器は黒丸の記号になります。

選択肢2. 一般形調光器

不正解です。

一般形調光器は黒丸に矢印が書かれた記号になります。

選択肢3. ワイド形調光器

不正解です。

ワイド形調光器は黒いひし形に矢印が書かれた記号になります。

選択肢4. ワイドハンドル形点滅器

正解です。

まとめ

調光器の図記号は矢印が書かれた記号と考えると覚えやすいです。

参考になった数3

03

一般的に○が一般形のスイッチで、◇がワイド型のスイッチを示します。

ワイド型スイッチとはスイッチが押しやすいように考慮されたスイッチのことで、住宅や老人ホーム等に用いられます。

また調光、調整等のつまみを含む配線器具には斜め矢印が使われており、スピーカーの音量を調整するアッテネーターや照明を調光する調光器等に用いられます。

選択肢1. 一般形点滅器

設問より誤っています。

選択肢2. 一般形調光器

調光器ではありません。

選択肢3. ワイド形調光器

ワイド型ですが、調光器ではありません。

選択肢4. ワイドハンドル形点滅器

正解です。

参考になった数1