第二種電気工事士の過去問
令和5年度上期 午後
一般問題 問20
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問題
第二種 電気工事士試験 令和5年度上期 午後 一般問題 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
次表は使用電圧100Vの屋内配線の施設場所による工事の種類を示す表である。表中のa~fのうち、「施設できない工事」を全て選んだ組合せとして、正しいものは。
- a,b,c
- a,c
- b,e
- d,e,f
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この過去問の解説 (3件)
01
「施設できない工事」の組合せとあります。
今回の問題の工事の種類は以下の3つとなります。
・金属線ぴ工事
・金属ダクト工事
・ライティングダクト工事
次に施設場所の区分と出来る工事は次のようになります。
①展開した場所で湿気の多い場所
・ケーブル工事、金属管工事、合成樹脂管工事、金属可とう電線管(2種)工事
②点検できる隠ぺい場所で乾燥した場所
・ケーブル工事、金属管工事、合成樹脂管工事、金属可とう電線管(2種)工事、金属ダクト工事、バスダクト工事、がいし引き工事
問題の3つの工事は展開した場所で湿気の多い場所では施設できません。
点検できる隠ぺい場所で乾燥した場所では金属ダクト工事は施設できます。
3つの工事とも、展開した場所で湿気の多い場所では施設できないのでこの組み合わせは適切です。
金属ダクト工事も展開した場所で湿気の多い場所では施設できないのでこの組み合わせは不適切です。
金属ダクト工事は点検できる隠ぺい場所で乾燥した場所では施設できるのでこの組み合わせは不適切です。
金属ダクト工事は点検できる隠ぺい場所で乾燥した場所では施設できるのでこの組み合わせは不適切です。
施設できる工事の種類に関する問題は毎回出題されています。類似問題も多数ありますので、繰り返しの学習で判別ができるようになりましょう。
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02
展開した場所で湿気の多い場所は工事方法が限られます。
※湿気の多い場所…浴室、厨房等の水廻り
漏電の恐れがあるため、露出工事とする場合、配管工事しか出来ません。
この組み合わせは適切です。
この組み合わせは不適切です。
この組み合わせは不適切です。
この組み合わせは不適切です。
湿気の多い場所は工事方法が限られることを気をつけましょう。
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03
ケーブル工事区分を把握出来ているかが問われている問題となっています。
正しいです。
「展開した場所で湿気の多い場所」では対象の工事は施工することが出来ません。
乾燥した環境で、点検が可能な隠ぺい場所では可能となります。
誤っています。a,cともに正しいですが、bも工事出来ないことに含まれます。
誤っています。eは「点検できる隠蔽場所で乾燥した場所」で施工が可能になります。
誤っています。全て「点検できる隠蔽場所で乾燥した場所」で施工が可能になります。
制限なしでどのような場所でもケーブル工事が出来るのは、
金属管工事、金属可とう電線管工事、合成樹脂管工事の場合のみです。
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