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第二種電気工事士の過去問 令和5年度上期 午後 配線図 問3

問題

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図は、木造3階建住宅の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5】図においては、必要なジョイントボックスがすべて示されているとは限らないが、ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意6】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

③で示す部分の工事の種類として、正しいものは。
問題文の画像
   1 .
ケーブル工事(CVT)
   2 .
金属線ぴ工事
   3 .
金属ダクト工事
   4 .
金属管工事
( 第二種 電気工事士試験 令和5年度上期 午後 配線図 問3 )
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この過去問の解説 (3件)

3

この問題は工事の種類を選択する問題になりますが、正しい答えを導くにあたって、③で示す部分の配線の図記号がどのような配線なのかを知る必要があります。

③の配線は点線なのでこちらの配線は露出配線となります。また、露出配線の場合でも()表記があれば配管を使用していることになりますが、③で示す部分に()表記はありませんので、ケーブル工事の露出配線という事が分かります。

また、木造住宅の外壁部に電線管として金属管を使用する事は原則出来ません。

以上のことを踏まえて各選択肢を見ていきます。

選択肢1. ケーブル工事(CVT)

解説の冒頭の内容より、③で示す部分にはケーブル工事(CVT)が該当するので適切です。

選択肢2. 金属線ぴ工事

金属線ぴ工事は③で示す部分には採用できないので不適切です。

選択肢3. 金属ダクト工事

金属ダクト工事は③で示す部分には採用できないので不適切です。

選択肢4. 金属管工事

金属管工事は③で示す部分には採用できないので不適切です。

まとめ

配線図を見て配線の種類を読み解けるかがポイントとなりますので、配線工事の種類判別が出来るよう問題を多く問いて慣れる事をお薦めします。

また電気工事では建物の構造によって採用できない工事の種類があるという事を認識しましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

点線マークで露出工事となります。外部の露出工事の時点で

ケーブル工事か金属管工事に限られます。

選択肢1. ケーブル工事(CVT)

保護管の記載がないため、ケーブル工事が正解です。

選択肢2. 金属線ぴ工事

屋外の露出場所に金属線ぴ工事はできません。

選択肢3. 金属ダクト工事

屋外の露出場所に金属ダクト工事はできません。

選択肢4. 金属管工事

保護管の記載がないため、誤りです。

まとめ

工事場所と図面の見方を問う問題です。

図面をよく読み、頭でイメージできるようになりましょう。

0

問題文や配線図から金属性の配管や配線は使用出来ないということ、さらに屋外配線における施工方法について理解出来ているかが問われている問題となっています。

選択肢1. ケーブル工事(CVT)

木造の建物の屋外配線において、ケーブル周りが金属で出来ているものや配管は使用が出来ません。

ケーブル工事(CVT)は、金属被膜のないケーブルのことを示しているため正しいことが分かります。

選択肢2. 金属線ぴ工事

誤っています。金属線性の線ぴとなるため使用することが出来ません。

選択肢3. 金属ダクト工事

誤っています。ダクトが金属製のため使用することが出来ません。

選択肢4. 金属管工事

誤っています。配管部分が金属製のため使用することが出来ません。

まとめ

木造の屋外配線には、金属性の配管や配線は使用出来ないということを理解しておきましょう。

金属外装ケーブルなども使用出来ません。

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