第二種電気工事士の過去問
令和5年度下期 午前
一般問題 問30

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問題

第二種 電気工事士試験 令和5年度下期 午前 一般問題 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

「電気設備に関する技術基準を定める省令」における電圧の低圧区分の組合せで、正しいものは。
  • 直流600V以下、交流750V以下
  • 直流600V以下、交流600V以下
  • 直流750V以下、交流600V以下
  • 直流750V以下、交流300V以下

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この過去問の解説 (3件)

01

電気設備に関する技術基準では、電圧は低圧、高圧、特別高圧の3種類に分類されています。

それぞれの電圧の値は以下の通りです。

 

種別交流直流
低圧600V以下750V以下
高圧600Vを超え、7000V以下750Vを超え、7000V以下
特別高圧7000Vを超えるもの

選択肢1. 直流600V以下、交流750V以下

低圧の区分は、交流600V以下、直流750V以下なので選択肢は逆になっています。

従って不正解です。

選択肢2. 直流600V以下、交流600V以下

低圧の区分は、交流600V以下、直流750V以下なので選択肢の交流は正しいですが、直流は誤っています。

従って不正解です。

選択肢3. 直流750V以下、交流600V以下

低圧の区分の交流600V以下、直流750V以下となっているので、選択肢は正解です。

選択肢4. 直流750V以下、交流300V以下

低圧の区分は、交流600V以下、直流750V以下なので選択肢の直流は正しいですが、交流は誤っています。

従って不正解です。

まとめ

電圧の区分は良く出題されるので、しっかりと覚えましょう。

参考になった数6

02

電圧の種別は、「電気設備に関する技術基準を定める省令第2条」に、次のように定められています。

「電圧の低圧は、直流にあっては 750 V以下、交流にあっては 600 V以下」

選択肢1. 直流600V以下、交流750V以下

直流と交流の電圧が逆です。

選択肢2. 直流600V以下、交流600V以下

直流の電圧が750Vが、600Vとなっています。

選択肢3. 直流750V以下、交流600V以下

省令に定められたとおりです。

選択肢4. 直流750V以下、交流300V以下

交流は300Vではなく、600Vです。

参考になった数1

03

電技解釈第2条では、電圧を「低圧」、「高圧」、「特別高圧」の3区分に分けられます。

区分直流交流
低圧750V以下600V以下
高圧750Vを超え、7000V以下600Vを超え、7000V以下
特別高圧7000V超え7000V超え

選択肢1. 直流600V以下、交流750V以下

不正解です。

直流、交流ともに数値が異なります。

選択肢2. 直流600V以下、交流600V以下

不正解です。

直流、交流ともに数値が異なります。

選択肢3. 直流750V以下、交流600V以下

正解です。

直流、交流ともに正解です。

選択肢4. 直流750V以下、交流300V以下

不正解です。

交流300Vは数値が低すぎます。

まとめ

出題率も高く、法令問題なので丸暗記して試験に臨む方がいいでしょう。

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