第二種電気工事士 過去問
令和5年度下期 午後
問4 (一般問題 問4)
問題文
図のような抵抗とリアクタンスとが直列に接続された回路の消費電力[W]は。

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問題
第二種 電気工事士試験 令和5年度下期 午後 問4(一般問題 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
図のような抵抗とリアクタンスとが直列に接続された回路の消費電力[W]は。

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この過去問の解説 (3件)
01
この手の問題はインピーダンスを求めてから最終的に電力を求めますが、第二種電気工事士の問題では「三平方の定理」が適用される場合が多いです。
三平方の定理は3:4:5の比率となりますが、問題の電圧と抵抗の関係は6:8:10となるので、計算せずに800Wと解くことが出来ます。
解説では正攻法での解き方を解説しますが、参考程度に抑えておいて下さい。
この値はコイル側の電力となるので誤りです。
まずインピーダンスを求めると√8²+6²=10Ωとなり、電流値はV÷Rなので100÷10=10Aとなります。
この事からコイル側ではなく抵抗側の電圧は10x8=80Vとなり、最後に電力を求めると80x10=800Wとなります。
計算してもこのような値にはなりません。
計算してもこのような値にはなりません。
電気工事士の試験時間を短縮するために少しでも楽に解く方法として三平方の定理を紹介しましたが、どうしても心配であれば一通り問題を解き終えた後で計算して確認しましょう。
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02
抵抗8Ωでの電力が有効電力P、コイル6Ωでの電力が無効電力Qで、2つを合わせて皮相電力Sとなります。
図に書いた通りです。なお、cosθ が力率です。
回路に流れる電流を I [A]とします。
皮相電力Sは、S=√(8I2)2 + (6I2)2 = 10×I2
S=I×V になるため、I=100/10 =10 [A] です。
したがって、消費電力は有効電力Pとなります。
P=8I2 =800 [W]
誤
無効電力を使用しては誤ります。
正
冒頭の解説どおりです。
誤
有効電力と無効電力を合わせては誤ります。
誤
式を間違えたため、誤った解答ではないでしょうか。
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03
回路のインピーダンスZと交流電源の電圧Eから
回路全体の電流値Iを求めます。
I=E/Z=100÷√(62+82)=100÷10=10[A]
回路全体の電流Iと抵抗の抵抗値Rから
回路全体の電力Pを求めます。
P=I2×R=102×8=800[W]
不正解です。
正解です。
不正解です。
不正解です。
抵抗RとリアクタンスLの直列回路ではリアクタンスLには
電力は発生しません。
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