第二種電気工事士の過去問
令和5年度下期 午後
配線図 問8

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問題

第二種 電気工事士試験 令和5年度下期 午後 配線図 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

図は、鉄骨軽量コンクリート造店舗平屋建の配線図である。この図に関する次の問いに対して、答えを1つ選びなさい。

【注意1】屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
【注意2】屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
【注意3】漏電遮断器は、定格感度電流30mA、動作時間0.1秒以内のものを使用している。
【注意4】選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C0303:2000構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
【注意5】ジョイントボックスを経由する電線は、すべて接続箇所を設けている。
【注意6】3路スイッチの記号「0」の端子には、電源側又は負荷側の電線を結線する。

⑧で示す図記号の名称は。
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この過去問の解説 (2件)

01

この図記号は「リモコンセレクタスイッチ」を指します。

電気工事士の試験ではお馴染みですが、他の選択肢の図記号も確認しておきましょう。

選択肢1. 火災表示灯

火災表示灯は丸にバツの記載となっているので誤りです。

選択肢2. 漏電警報器

漏電警報器は丸に対角に3本線と「G」の記載となっているので誤りです。

選択肢3. リモコンセレクタスイッチ

この図記号はリモコンセレクタスイッチを指しているので正しい記述となります。

複数の回路を分けるスイッチをひとつにしたものとなります。

選択肢4. 表示スイッチ

表示スイッチは四角に黒丸の図記号となっているので誤りです。

まとめ

リモコンセレクタスイッチも電気工事士の試験では頻出しているので、確実に解けるようにテキストなどでしっかり確認しておきましょう。

参考になった数1

02

電灯分電盤には5台の蛍光灯(台なし)a~eに対してのリモコンリレーで点灯・消灯します。

5台のリモコンリレーのどれを選ぶかが、リモコンリレーセレクタスイッチで、⑧の図記号に示されています。

選択肢1. 火災表示灯

電灯分電盤には、火災表示灯へ行く電源がなく、また火災表示灯を点灯させる火災報知器などの火災設備がなく、火災表示灯は誤りです。

選択肢2. 漏電警報器

漏電火災警報器は、零相変流器で漏れ電流を検知して警報を発する仕組みです。

このような仕組みは、⑧の周囲、電灯分電盤にも見られません。

選択肢3. リモコンセレクタスイッチ

a~eの蛍光灯を選択するリモコンセレクタスイッチで、スイッチは電灯分電盤のリモコンリレーにつながります。

選択肢4. 表示スイッチ

表示スイッチは、表示灯内蔵スイッチが該当しますが、図記号が異なることと、スイッチにつながる電灯などがつながっていませんので、誤りです。

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