クレーン・デリック運転士の過去問
平成30年(2018年)4月
クレーン及びデリックに関する知識 問4

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この過去問の解説 (2件)

01

1.誤りです。

フランジ形たわみ軸継手は、フランジとボルトの間にゴムなどの弾力性のある材料を結合部分にはめることで、起動や停止時の衝撃や、荷重の変化によるたわみの影響を緩和します。

2.誤りです。

はすば歯車は、歯が軸につる巻状に斜めに切られており、平歯車より減速比を少し大きくできますし、動力の伝達にむらが少ないです。

3.正しいです。

ローラーチェーン軸継手は、たわみ軸継手の一種で、2列のローラーチェーンと2個のスプロケットからなり、ピンの抜き差しで両側の連結・分離が容易にできます。

4.誤りです。

リーマボルトは、ボルト径が穴径よりわずかに大きく、取付け精度は良いです。
横方向の力をせん断力として受けるため、大きな力に耐えることができます。

5.誤りです。

歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、外歯車にはクラウニングが施してあるため、二つの軸のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えることができます。


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02

正しいのは3番です。

3 .ローラーチェーン軸継手は、2個のスプロケットと、ピンの抜き差しで連結が自由なローラーチェーンで成り立っており、自転車、バイク、フォークリフトなどに使用されています。

1 .フランジ型たわみ軸接手は、一般にバネを利用しており、これにより二つの軸のずれや傾きを緩和する構造となっています。

2 .はすば歯車は、歯が斜めになっているため、平歯車より強度が高く、平歯車よりも高トルクの動力を伝達することができます。

4 .リーマボルトは、ボルト径が穴径よりわずかに小さく、取付け精度がよく、また、大きな横方向のせん断荷重に耐えることができます。

5 .歯車形軸継手は、外筒の内歯車と内筒の外歯車がかみ合う構造で、一般にキーによって二つの軸のずれや傾きがあっても円滑に動力を伝えるように作られています。

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