クレーン・デリック運転士の過去問
平成30年(2018年)10月
原動機及び電気に関する知識 問24

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問題

クレーン・デリック運転士試験 平成30年(2018年)10月 原動機及び電気に関する知識 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

クレーンの電動機の制御器に関する記述として、適切でないものは次のうちどれか。
  • 制御器は、電動機に正転、停止、逆転及び制御速度の指令を与えるもので、制御の方式により直接制御器と間接制御器に大別され、さらに、両者の混合型である複合制御器がある。
  • ユニバーサル制御器は、一つのハンドルを前後左右に操作できるようにし、二つの制御器を同時に又は単独で操作できる構造になっている。
  • ドラム形直接制御器は、ハンドルで回される円弧状のセグメントと固定フィンガーにより、電動機の主回路を直接開閉する制御器である。
  • 無線操作用の制御器には、切り替え開閉器により、機上運転に切り替えることができる機能を持つものがある。
  • エンコーダー型制御器は、ハンドル位置を連続的に検出し、電動機の主回路を直接開閉する直接制御器である。

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この過去問の解説 (1件)

01

1 . 正しいです。

制御器は、電動機に正転、停止、逆転及び制御速度の指令を与えます。
制御方式には、直接制御器、間接制御器、複合制御器があります。

2 .正しいです。

ユニバーサル制御器は、二つの制御器を同時に、又は単独で操作できる構造になっています。
一つのハンドルで、前後左右に操作ができます。

3 . 正しいです。

ドラム形直接制御器は、電動機の主回路を直接開閉する制御器です。
円弧状のセグメントと、固定フィンガーからなるもので、固定フィンガーに接触しているドラム形のセグメントをハンドルで回してスイッチを作動させます。

4 . 正しいです。

無線操作用の制御器には、切り替え開閉器によって、機上運転に切り替えることができます。

5 .誤りです。

エンコーダー型制御器は、間接制御器です。
ハンドル位置を連続的に検出することができます。

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