クレーン・デリック運転士 過去問
平成30年(2018年)10月
問35 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問35)
問題文
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問題
クレーン・デリック運転士試験 平成30年(2018年)10月 問35(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問35) (訂正依頼・報告はこちら)
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この過去問の解説 (3件)
01
つり荷の速度を求める式は次の通りです。
(つり荷の速度)²=(走行速度)²+(横行速度)²
v²=4²+3²
v²=25
v=√25=5
よって、つり荷が10秒間に移動する距離は5mとなります。
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02
天井クレーンでつり荷を移動させる場合、クレーンの走行方向の動き(縦方向)と、クラブトロリの横行(横方向)の2つの運動が合成され、つり荷は斜め方向に移動します。この問題では、それぞれの方向の移動距離が与えられており、合成された実際の移動距離(斜め方向)を求める力学的理解が求められています。
つり荷の合成速度は、走行方向と横行方向の速度を直角に合成して求めます。
このときの式は次の通りです。
(合成速度)²=(走行速度)²+(横行速度)²
v²=4²+3²
v²=16+9=25
v=√25=5
したがって、10秒間でつり荷が移動する距離は、5mとなります。
クレーンの走行と横行が同時に行われると、つり荷はそれぞれの運動を合成した斜めの軌跡を描きます。このような場合は、直交する2方向の移動距離をもとに合成距離を求めることで、正確な移動距離が算出できます。クレーン操作においては、荷の動きが斜めになることで安全性や停止位置に影響を与えるため、このような基本計算は非常に重要です。
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03
つり荷の速度に関する問題です。
この問題では公式を覚えないと解く事が出来ないので、しっかり覚えておきましょう。
つり荷の速度の公式はつり荷の速度²=走行速度²+横行速度²で求めます。
それぞれ代入するとつり荷の速度²=4²+3²となり、つり荷の速度²=25、つり荷の速度=√25=5となり、この選択肢の5mが正しいです。
公式はそこまで難しくありませんが、途中でルートが出てくるのでちょっと面倒です。
しかし、クレーンの試験ではそこまで複雑な答えになる事はないので、この解き方は頭に入れておいて下さい。
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