クレーン・デリック運転士 過去問
平成30年(2018年)10月
問36 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問36)
問題文
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.6とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。

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問題
クレーン・デリック運転士試験 平成30年(2018年)10月 問36(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問36) (訂正依頼・報告はこちら)
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.6とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。

- 60kg
- 100kg
- 143kg
- 167kg
- 200kg
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この過去問の解説 (3件)
01
最大静止摩擦力=静止摩擦係数×垂直力×重力の加速度
980(N)=0.6×W(㎏)×9.8(m/s²)
980=5.88W
W≒166.67(㎏)
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02
静止摩擦力に関する問題です。
この問題も公式が分からないと解けませんが、公式さえ知っていればすぐに解けるので、押さえておきましょう。
最大静止摩擦力は静止摩擦係数×垂直力×加速度で求めるので、それぞれ代入すると、980=0.6×垂直力×9.8となり、垂直力=約167kgとなり、この選択肢の数値が適切です。
難しく考えずにこの問題はそれぞれを掛けて求めるだけなので、今回の公式は忘れないようにしましょう。
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03
物体を床の上で引っ張るとき、動き出す直前の力は「最大静止摩擦力」に等しくなります。この問題では、摩擦係数と動き出すために必要な力(摩擦力)が与えられており、物体の質量Wを計算することが求められています。摩擦力の基本式に基づいて解く典型的な力学の問題です。
最大静止摩擦力は、静止摩擦係数と垂直抗力、そして重力加速度の積で求められます。これを式にすると次のようになります。
980(N)=0.6×W(㎏)×9.8(m/s²)
計算すると、980 = 5.88W
したがって、物体の質量Wはおおよそ 166.67 kg となります。
静止摩擦力は「摩擦係数 × 垂直抗力(= 重さ)」で表されます。摩擦と質量の関係を理解し、基本公式を正確に使えるかが問われる重要な問題です。
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