クレーン・デリック運転士 過去問
平成31年（2019年）4月
問25 (原動機及び電気に関する知識 問25)

正しい記述です。

イヤー式のトロリ線給電はイヤーでトロリ線をつり下げてパンタグラフを用いて集電子をトロリ線に押し付けて集電する方式となります。

キャブタイヤケーブル給電は、基本的に露出している部分がほとんどないため、感電の危険性は低いです。

正しい記述です、

パンタグラフのホイールやシューの材質には、砲金、カーボン、特殊合金などが用いられる事が多いです。

正しい記述です。

絶縁トロリ線方式の給電は、裸のトロリ線方式に比べ安全性が高いのが特徴です。裸のトロリ線はどうしても感電の危険性が高くなります。

正しい記述です。

スリップリングの機構には、集電ブラシがリング面上を摺動して集電するものなどあります。

適切な記述です。イヤー式トロリ線給電は、トロリ線を絶縁支持材（イヤー）で吊り下げ、パンタグラフ型の集電装置を押し付けて給電する方式です。

不適切な記述です。キャブタイヤケーブル給電方式は、柔軟性の高い絶縁ケーブルを用いた給電方式であり、充電部（導体）は厚い絶縁体により覆われているため、感電の危険性は低いです。

 適切な記述です。パンタグラフの集電部（ホイール・シュー）には、摩耗や導電性に優れた砲金・カーボン・特殊合金などの材料が使われています。

適切な記述です。絶縁トロリ線方式は、トロリ線が絶縁カバーで覆われているため、裸トロリ線方式よりも感電リスクが低く、安全性が高いとされています。

適切な記述です。スリップリング方式では、固定された集電ブラシが回転するリング（スリップリング）の面上を摺動することで集電します。