クレーン・デリック運転士 過去問
平成31年(2019年)4月
問36 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問36)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 平成31年(2019年)4月 問36(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問36) (訂正依頼・報告はこちら)

図のように、水平な床面に置いた質量Wの物体を床面に沿って引っ張り、動き始める直前の力Fの値が980Nであったとき、Wの値に最も近いものは次のうちどれか。
ただし、接触面の静止摩擦係数は0.6とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。
問題文の画像
  • 60kg
  • 100kg
  • 143kg
  • 167kg
  • 200kg

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

最大静止摩擦力=静止摩擦係数×垂直力

980N=0.6×X㎏×9.8m/s²

980=5.88X

X≒166.67

参考になった数17

02

摩擦係数に関する問題です。

この問題は公式を知っていないと解けないので、確実に覚えておきましょう。

選択肢4. 167kg

最大静止摩擦力は静止摩擦係数×垂直力で求める事ができます。それぞれ代入すると

980=0.6×W×9.8となり、W=約167kgとなるので、この選択肢の値が適切となります。

まとめ

純粋に掛けるだけで求める事が出来る内容です。

他の問題ではもっと複雑な公式があるので、このような簡単な公式は確実に解けるようにしておきましょう。

参考になった数1

03

最大静止摩擦力とは物体に徐々に力を加えて

物体が接触面にそって動き出す瞬間の力のことであり

最大静止摩擦力=静止摩擦係数×垂直抗力で求めることができます。

選択肢1. 60kg

誤りです。

選択肢2. 100kg

誤りです。

選択肢3. 143kg

誤りです。

選択肢4. 167kg

正しいです。

静止摩擦力の公式より

980=0.6×W×9.8

W≒166.67

167kgとなります。

選択肢5. 200kg

誤りです。

まとめ

摩擦力の問題は求める部分が変わって出題されやすいので

しっかり公式を覚えておきましょう。

参考になった数0