クレーン・デリック運転士 過去問
令和5年(2023年)4月
問35 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問5)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和5年(2023年)4月 問35(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

ジブクレーンのジブが作業半径15mで2分間に1回転する速度で旋回を続けているとき、このジブの先端の速度の値に最も近いものは次のうちどれか。
  • 0.5m/s
  • 0.8m/s
  • 1.6m/s
  • 3.1m/s
  • 4.7m/s

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題では、ジブクレーンの先端の速度を求める計算問題です。回転速度や作業半径から円周上の点の速度を求める力学の基本的な知識が必要です。

 

与えられた条件 

作業半径 r=15m 

1回転にかかる時間(周期) T= 2min=120s 

速度の計算式 物体が円周上を回転する際の速度 Vは、円周の長さを周期で割ることで求められます。 

円周の長さは 2πrで与えられるため、 V=2πr/T

円周の長さを計算します: 2πr=2π×15=94.2m 

円周を周期で割って速度を求めます: V=94.2/120 = 0.785m/s 

 

結論 ジブの先端の速度は約 0.8m/s です。

選択肢1. 0.5m/s

この記述は誤りです。

選択肢2. 0.8m/s

この記述は正しいです。

選択肢3. 1.6m/s

この記述は誤りです。

選択肢4. 3.1m/s

この記述は誤りです。

選択肢5. 4.7m/s

この記述は誤りです。

まとめ

本問の正解は2番(0.8m/s)です。 円運動における速度計算は、回転の周期や半径を正確に理解していれば解ける基本的な力学の問題です。

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02

この問題では、ジブクレーンの先端の速度を求める計算問題です。

回転速度や作業半径から円周上の点の速度を求める力学の基本的な知識が必要です。

 

1 条件をまとめる

 ・作業半径r=15m

 ・周期(1回転にかかる時間)T=120s

 

2 速度の計算

 ・速度Vを求める公式 V=2πr/T

 

3 円周の長さを計算する

 ・2πr=2π×15=94.2m

 

4 速度を計算する

 ・V=94.2/120=0.785m/s

 ・小数点第1位で四捨五入して0.8m/sとなる。

 

結論 : ジブ先端の速度は約0.8m/sです。

選択肢1. 0.5m/s

この記述は誤りです。

選択肢2. 0.8m/s

この記述は正しいです。

選択肢3. 1.6m/s

この記述は誤りです。

選択肢4. 3.1m/s

この記述は誤りです。

選択肢5. 4.7m/s

この記述は誤りです。

まとめ

この問題は、類似するパターンがあり、速度は円周の長さを時間で割るという原則を覚え、

基本的な力学の問題を正確に理解しましょう。

 

 

参考になった数1