クレーン・デリック運転士 過去問
令和7年(2025年)4月
問40 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問10)
問題文
ただし、gは重力の加速度とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。

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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和7年(2025年)4月 問40(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
ただし、gは重力の加速度とし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。

- A,B,C
- A,D,E
- B,C
- B,C,D
- C,D,E
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この過去問の解説 (2件)
01
滑車の問題では、荷を支えるために必要な力Fは
F=W×g÷n
で求めます。ここでnは「動滑車を実際に支えているロープの有効本数」です。
図ごとにnを数え、式の妥当性を判定します。
A,動滑車は下の二つです。使用しているワイヤーロープは4本なので適切ではありません。
B,動滑車です。ワイヤーロープは2本なので適切です。
C,動滑車は下の二つです。使用しているワイヤーロープは4本なので適切です。
D,動滑車は下の一つです。使用しているワイヤーロープは2本なので適切ではありません。
E,動滑車ではなく固定滑車なのでF=W×gになります。
誤りです。
Cは適切です。
正解です。
A,D,Eはそれぞれ不適切な式です。
誤りです。
B,Cの式は適切です。
誤りです。
B,Cの式は適切です。
誤りです。
Cの式は適切です。
動滑車と固定滑車の見極めを確実に行えるようにしていきましょう。
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02
滑車の力に関する問題です。
この問題のポイントは動滑車に掛かるワイヤロープの数をしっかり把握する事が重要となります。
Aは動滑車に掛かるワイヤロープの数が4本なので、Wg÷4となります。Dのワイヤロープは2本なので、Wg÷2となります。Eは動滑車がないので、式はそのままWgとなります。したがってこの選択肢の組み合わせが誤りとなります。
動滑車のワイヤロープ数だけ割る事を押さえておきましょう。
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