あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午前 問44

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問44 (訂正依頼・報告はこちら)

腫瘍について正しいのはどれか。
  • 良性腫瘍では異型度が高い。
  • 間質に富む癌を髄様癌という。
  • 細胞が自律的に増殖する。
  • 進行癌では免疫力が亢進する。

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この過去問の解説 (3件)

01

異型度とは、正常でない細胞を指し、腫瘍細胞に対しての表現になります。

良性の腫瘍は、異型度が低く、

悪性の腫瘍は、異型度が高いです。

また、この異型度に分けて分類する異型度分類(グレード)診断があり、予後が推定されます。

髄様がんは、まれな甲状腺がんに見られ、甲状腺内のカルシトニンを分泌する細胞である「傍濾胞細胞」のがんです。頸部に腫瘤がみられます。

選択肢1. 良性腫瘍では異型度が高い。

良性の腫瘍では、異型度は低くなります。

選択肢2. 間質に富む癌を髄様癌という。

間質の少ないがんをいいます。

選択肢3. 細胞が自律的に増殖する。

正解です。

選択肢4. 進行癌では免疫力が亢進する。

がんでは、免疫力は落ちます。

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02

1 . 良性腫瘍では異型度が低いです。

2 . 間質に富む癌は固く硬癌、
間質の少ない癌は柔らかく、髄様癌といいます。

3 . 細胞が自律的に増殖します。

4 . 悪性腫瘍は全身性に免疫力を抑制します。

参考になった数0

03

1.良性腫瘍では異型度が低く、悪性腫瘍では異型度が高くなります。
2.髄様癌には間質結合組織が乏しい特徴があります。
3.腫瘍は細胞の自律性増殖の特徴を持っています。
4.進行癌では免疫力が低下しています。

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