あん摩マッサージ指圧師の過去問
第24回(2016年)
午前 問45

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第24回(2016年) 午前 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

多能性幹細胞の障害によるのはどれか。
  • 鉄欠乏性貧血
  • 溶血性貧血
  • 腎性貧血
  • 再生不良性貧血

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この過去問の解説 (3件)

01

1 . 鉄欠乏性貧血:鉄の不足によるヘモグロビン産生減少が原因です。

2 . 溶血性貧血:赤血球の破壊亢進によるものです。
遺伝性球状赤血球症、自己免疫性溶血性貧血などがあります。

3 . 腎性貧血:腎臓でのエリスロポエチンの産生低下が原因です。

4 . 再生不良性貧血:多能性幹細胞の障害により赤血球、白血球、血小板が減少する汎血球減少症です。

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02

多能性幹細胞とは、どんな細胞にも分化できる細胞のことです。ES細胞や、iPS細胞、EG細胞があります。

ES細胞は、胚盤胞の胚の一部から作られる細胞です。

また、iPS細胞は、人工的に誘導して作られた多能性幹細胞になります。

この多能性幹細胞の障害で血球が減少して、起こる疾患が「再生不良性貧血」となります。

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03

1.鉄欠乏性貧血の主な原因は慢性失血であり、赤血球産生に必要な鉄の貯蔵量の不足や欠乏から起こります。

2.溶血性貧血は赤血球の異常です。

3.腎性貧血はエリスロポエチンの産生の低下に関わりがあります。

4.再生不良性貧血は骨髄の幹細胞が損傷したり、抑制されることにより骨髄機能不全になる疾患で、赤血球、白血球、血小板の減少を起こします。

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